藤木ゆりこのホームページ 花遊戯/ 古典芸能&文学・表紙/
平家物語・扉/ / / 名馬と出来事/ 馬の毛色と乗り手の装束/ 歌舞伎/ 人物/ 和歌/ 古典リンク


OPEN MAR.03.1999

大好きな平家物語を、「歌舞伎」「人物」「和歌」「馬」という切り口で、 ご紹介していくつもりでしたが、半端なところで終わってしまっています。今までに書いた関連記事を「平家物語の人物」のページからリンクしていますので、よろしかったらご覧くださいませ。

章段名歌舞伎人物和歌
一之巻 「平家一門でなければ人ではない」と豪語した「奢る平家」の傍若無人ぶりや、平家に逆らった人々に対して、平清盛がとった報復などが、書かれています。
祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)  [平清盛]    
鱸(すずき)  [平忠盛]和歌  
祇王(ぎおう)  [祇王][佛御前]和歌・今様  
殿下乗合(てんがののりあひ)  [平重盛]  
鹿谷(ししのたに)俊寛[俊寛]和歌  
御輿振(みこしぶり)  [源頼政]和歌  
願立(ぐわんだて)      


章段名歌舞伎人物和歌
二之巻 清盛の我が儘勝手ぶりはエスカレートするばかり。息子重盛の諫めによって、かろうじて暴走をとどめられている状態。清盛を倒そうとした、俊寛達は、鬼界ヶ島に流されてしまう。
小ヘ訓(こげうくん)  [平重盛]    
ヘ訓状(けいくんじゃう)  [平重盛]    
烽火之沙汰(ほうくわのさた)  [平重盛]    
阿古屋之松(あこやのまつ)  [新大納言成親]和歌  
山門滅亡    和歌  
康ョ祝言(やすよりのっと)俊寛[康ョ]和歌  
卒都婆流(そとばながし)俊寛「康ョ]和歌、今様  
    
章段名歌舞伎人物和歌
三之巻 鬼界ヶ島の俊寛は失意の内に死ぬ。重盛は平家の行く末を憂えて、願を掛けて、世を去る。清盛の悪行は、いよいよとどまるところを知らず、法皇まで鳥羽殿に押し込めてしまう。
赦文(ゆるしぶみ)俊寛[俊寛][康ョ][成經]    
御産(ごさん)      
少將都(せうしゃうみやこがへり)歸  [成經][康ョ]和歌、漢詩  
有王(ありおう)  [俊寛][有王]    
醫師問答(いしもんだう)  [平重盛]     
無文(むもん) [平重盛][平維盛]    
行隆之沙汰(ゆきたかのさた)  [源頼朝]      
    
章段名歌舞伎人物和歌
四之巻 清盛は相変わらず権力を乱用し、自分の孫でまだ三歳の東宮を、天皇に即位させてしまう。高倉の宮は、平家を倒そうと、挙兵するが、力及ばずとうとう殺されてしまう。
厳島御幸(いつくしまごかう)義経千本桜[安徳帝]    
還御(くわんぎょ)    和歌    
源氏揃(げんじぞろへ)  [高倉の宮][源ョ政][木曾義仲][源義経]和歌、漢詩  
鼬之沙汰(いたちのさた)  [安倍泰親][有王]和歌   
競(きをほ)  [仲綱][競][平宗盛][平重盛]和歌  
橋合戰(はしがっせん) [平重盛][平維盛]和歌
宮御最期(みやのごさいご)  [高倉の宮]  和歌
通乗之沙汰(とうぜうのさた)  [高倉の宮][木曾義仲]和歌    
ぬえ  [三位入道] 和歌     
    
章段名歌舞伎人物和歌
五之巻 清盛の横暴の極み、福原遷都が行われる。関東では、文覚上人に説得された頼朝が、挙兵。源氏を討つ為に出兵した平氏の軍は、水鳥の羽音を敵の襲撃と勘違いして逃げると言う、失態を演じる。遷都も上手くいかず、また平安京に還都する。
遷都(みやこうつり)  [平清盛][安徳帝]和歌    
月見(つきみ)    和歌    
物怪之沙汰(もつけのさた)  [平清盛][安倍泰親][木曾義仲][源義経]和歌、漢詩  
早馬(はやむま)  [源頼朝]  
福原院宣(ふくはらゐんぜん)  [源頼朝]      
富士川(ふじがは) [平忠度]  
五節之沙汰(ごせつのさた)    和歌     
奈良炎上(ならえんしやう)  [平清盛]        

章段名歌舞伎人物和歌
六之巻 高倉上皇が崩御。一方、信濃では木曾義仲が挙兵。源平の合戦もいよいよ本格的になる。そしてついに、清盛の死。物語は平家の滅亡へ向けて進んでいきます
新院崩御(しんいんほうぎょ)  [高倉上皇]和歌    
紅葉(こうやう)  [高倉上皇]和歌、漢詩  
葵前(あふひのまへ)  [高倉上皇]和歌    
小督(こがう)  [高倉上皇][平清盛]和歌  
廻文(めぐらしぶみ)義賢最期[木曾義仲]    
祇園女御(ぎをんにょうご)  [平清盛][平忠盛]和歌    
横田河原合戰(よこたがはらのかっせん)  [木曾義仲]      

章段名歌舞伎人物和歌
七之巻 平家はまず木曾義仲を討とうと、兵を出すが返って破られてしまう。形勢不利となった平家は、西国へ落ちてゆく。
北国下向(ほっこくげかう)      
竹生嶋詣(ちくぶしままふで)  [平経正]和歌    
平家山門連署(へいけさんもんへのれんじょ)    和歌    
主上都落(しゅしゃうのみやこおち)    和歌    
維盛都落(これもりのみやこおち)  [平維盛]    
忠度都落(ただのちのみやこおち)  [平忠盛][藤原俊成]  和歌    
経正都落(つねまさのみやこおち)  [平経正]和歌    
一門都落(いちもんのみやこおち)    和歌    

章段名歌舞伎人物和歌
八之巻 平家は追われて屋島にたどり着く。「朝日の将軍」義仲は、都での暴挙のため法皇の不興を買う。頼朝は義仲を倒すため、義経らを差し向ける。
山門御幸(さんもんごかう)  [後白河法皇][高倉上皇] 和歌  
名虎(なとら)  [平重衡]和歌
緒環(をだまき)    和歌  
征夷将軍院宣(せいいしゃうぐんのゐんぜん)   [源頼朝]  
猫間(ねこま)  [木曾義仲]    
法住寺合戦(ほうぢゅうじかっせん)  [木曾義仲]  

章段名歌舞伎人物和歌
九之巻 いよいよ源平の壮絶な戦いが始まります。宇治川の戦い、義経の鵯越、一ノ谷の戦い。木曾義仲の最期、そして、平家の人々の最期が、次々と語られます。
生ずきの沙汰(いけずきのさた)  [源頼朝][梶原源太][佐々木四郎]  
宇治川先陣(うぢがはのせんぢん)  [梶原源太][佐々木四郎][畠山重忠]  
木曾最期(きそのさいご)  [木曾義仲][今井四郎]今井四郎/ [巴御前]    
三草勢揃(みくさせいぞろへ)  [平教盛]和歌  
三草合戦(みくさがっせん)  [源義経]和歌  
老馬(らうば)  [源義経][鷲尾三郎]  
一二之懸(いちにのかけ)一谷嫩軍記[熊谷次郎直実][熊谷小次郎]    
二度之懸(にどのかけ)  [梶原景時][梶原源太] 和歌
坂落(さかおとし)  [源義経][平教経]  
忠度最期(ただのりのさいご)  [平忠度]  和歌
重衡生捕(しげひらいけどり)  [平重衡][梶原源太]    
敦盛最期(あつもりのさいご)一谷嫩軍記[平敦盛][熊谷直實]   
知章最期(ともあきらのさいご)  [平知章][平知盛]   
小宰相身投(こざいしょうみなげ)  [小宰相][平通盛]和歌 

章段名歌舞伎人物和歌
十之巻 生捕りにされた平重衡は頼朝のいる鎌倉に送られる。平維盛は都に残した妻子が気がかりで、屋島を抜け出すが都には入れずに出家、そして入水してしまう。
首渡(くびわたし)  [源義経][平六代]和歌 
内裏女房(だいりにょうぼう)  [平重衡]和歌 
海道下(かいどうくだり)  [平重衡]和歌 
横笛(よこぶえ)  [平維盛][瀧口入道][横笛]和歌 
維盛出家(これもりのしゅっけ)  [平維盛][石童丸]  
三日平氏(みっかへいじ)  [源頼朝]  
藤戸(ふじと)  [源義経][佐々木盛綱]和歌

章段名歌舞伎人物和歌
十一之巻 ついに壇ノ浦の決戦です。義経らの活躍と、平家方の壮絶な最期。生き残った平家の人々も次々に斬られていきます。そして勝利を収めた義経に対する頼朝の冷たい態度。
逆櫓(さかろ)  [源義経][梶原景季]   
嗣信最期(つぎのぶさいご)義経千本桜[源義経][佐藤嗣信][平教経] 
那須与一(なすのよいち)  [那須与一]  
弓流(ゆみながし)  [源義経][景清]  
鶏合壇ノ浦合戦(とりあわせだんのうらがっせん)  [源義経][梶原景時]  
先帝身投(せんていみなげ)義経千本桜[安徳帝][平知盛]  和歌    
能登殿最期(のとどのさいご)  [平経経]  
内侍所都入(ないしどころのみやこいり)    和歌  
剱(けん)    和歌  
一門大路渡(いちもんおおじわたし)  [平宗盛]    
文之沙汰(ふみのさた)  [源義経][源頼朝]    
副将被斬(ふくしょうきられ)  [平宗盛][平副将]  
腰越(こしごえ)  [平宗盛][源義経][源頼朝]  和歌 
大臣殿被斬(おおいどのきられ)  [平宗盛][源義経][源頼朝]  
重衡被斬(しげひらのきられ)  [平重衡]和歌 

章段名歌舞伎人物和歌
十二之巻 頼朝は義経を討つ命令を出す。平家の生き残りは、次々と殺されてゆく。一方、平家の嫡流の最後六代御前は、文覚上人の命乞いで、助けられるが、頼朝の死後に処刑され平家の血はついに絶えることになる。
紺掻之沙汰(こんがきのさた)  [源頼朝][文覚上人][源義朝]   
土佐房被斬(とさぼうきられ)  [源義経]  
判官都落(ほうがんのみやこおち)勧進帳[源義経]  
六代(ろくだい)  [平六代][北条時政]  
六代被斬(ろくだいきられ)  [平六代][文覚上人]    
    
章段名歌舞伎人物和歌
灌頂巻 平家が滅びたあとの、建礼門院(平清盛の娘で、安徳天皇の母)の生活との様子が描かれています。
女院出家(にょういんしゅっけ)  [建礼門院]和歌  
大原入(おおはらいり)  [建礼門院]和歌  
大原御幸(おおはらごこう)  [建礼門院][後白河法皇]和歌  
女院死去(にょういんしきょ)  [建礼門院]和歌  

現在、試行錯誤の状態なので、仮名遣いと漢字の字体が、一定していません。ごめんなさい。

一番上に戻る平家物語の表紙へ古典の表紙へホームページに戻る

このページの背景は「Queen's FREE World」さんから頂きました。