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大草原の中の空港〜ツーリストゲル

ウランバートルの空港は、大草原の中にあります。窓からはすでに草原の中に立つゲルや馬たちの姿が遠くにみえるんです。


↓この石の山の様な物は「オボー」といって、道の神様です。道路の脇に時々見られます。この周りを3回まわりながら願い事をするのだそうです。私達も旅の安全をお祈りしました。


ツーリストゲルの並び立つ、テレルジのキャンプです。近くの丘の上にのぼって写真を撮りました。標高約1500メートルのせいか、ただの運動不足のせいか、ちょっとした丘に登るのも息が切れますが、踏みしだく足下からハーブの香りがして、とてもいい気持ちでした。


これが「ゲル」です。モンゴルの遊牧民の人が使っている、移動式住居。ツーリスト用なので、石の土台が作ってありますが、普通は草原の地面に建てる物です。木の枠組とフェルトで出来ています。居住性はとてもいいです。天窓が開いていて、自然採光、ストーブは薪です。


私達が泊まった、ツーリストゲルの内部、真っ白な外観とはうって変わって、赤い地色に綺麗な模様の入った、テーブル、イス、そしてモンゴル式ベッドです。


テーブルの上が白く見える所は、天窓からの光が当たっている所です。ちょうどお昼時で、光が真上から射していたのでした。遊牧民の人たちは、この天窓から射し込む光で時間がわかるそうです。


キャンプではウランバートルから来たアルバイトの女の子達が、食事の用意をしてくれます。ちょっと時間が空くと、馬に乗ってゲルの周りを走ったりしています。乗馬のお客さんの多いときは、引き馬のお手伝いもしていました。
写真の真ん中あたり、ゲルの近くには、牛がいるのがわかりますか?


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