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初めての乗馬

ツーリストキャンプにつくと、馬がつないでありました。モンゴルの映像で良く見る、棒を2本立てて紐を渡し、それに馬をつなぐ形になっています。もちろん、この形はここに来る間にも、各所で見られました。モンゴルの馬たちは仲が良いので、こうやってつないでも馬同士喧嘩したり、騒いだりしないのですね。


↓こんなふうに、お友達の上に顎を乗っけて「らくちん、らくちん」なんていっている、調子のいいお馬さんもいるのです。乗せられている方も、嫌がるでもなく、大人しくぽよよ〜〜んとしています。なんか、いいでしょ(笑)


馬はまだ全部集められていなかったらしく、遊牧民インストラクターOさんの息子が、馬を捕まえる練習をしていました。小学校高学年くらいでしょうか、巧みに馬を操っています。



さあ、いよいよ乗馬です。モンゴルの馬に初めて乗ります。わくわく☆
大きさは、前に木曽馬に乗せて貰いましたが、高さ的にはほぼ同じです、130〜140p位と、とっても小柄で乗りやすいです。でももっとほっそりしていて、動きは軽やか。ブリティッシュとは、もちろん調教が違います。重心をやや前にかけ「チョウ」と声をかけると発進、または加速します。


↑恒例、馬の上からのショット。首が短いのでなかなか上手く撮れません(笑)この手綱、細い布の紐なんです。とっても頼り無い感じですが、馬がの動きが軽いので、慣れると持ちやすくていいですよ。これは、実はつないであるときの紐と同じ物です。繋ぎ場の紐からはずして、反対側のハミ環につなぐと手綱に早変わり☆ とっても合理的です。

参考に、木曽馬の時に使った、いつも乗っているサラブレッドの写真も載せておきます。体の大きさももこれに比例して違います。イメージがわかるでしょうか?

その昔、チンギス・ハーンの時代、機動力のある蒙古軍に、大きな馬を使っていたヨーロッパの軍が翻弄されたのがちょっと頭に浮かびました。乗り降りが楽なだけでなく、馬体が小さいから小回りが利くし、鐙なしでも足で馬体を支えられるので、馬の上から弓を射るのも容易だっただろうし。移動だけに使っていた大きな馬とは大違いだわね。


一緒に行った3人が馬に乗っている姿が映っている、唯一の写真(笑)遊牧民インストラクターのOさんが撮ってくれました。先頭の芦毛が私、後ろの栗毛がPさん、草を食べている鹿毛がYさんです。モンゴルのお馬さんは、歩きながらでも上手に足元の草をちぎって食べるんです。


モンゴルでの乗馬は、とてもおおらかに進みます。馬が草を食べたければ食べさせ、水が飲みたければ飲ませ…このシーンは、自動車が来るので道の脇によったら、そこにあった水を飲み始めてしまった馬たちです(笑) 一番手前、斑毛の馬に乗っているのは、キャンプの世話役Iさん。恐竜の研究でモンゴルに来ていて、夏の観光シーズンだけこのお仕事をしているそうです。
写真右上にある大きな石は、ガイドブックなどに良く写真のあるテレルジの「亀石」です。


馬に乗って歩いていると、あちこちに動物の骨が落ちています。これは牛の首だけですね。体は何処へ行ったのだろう…?


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