ギムリと馬
Gimli & Horses
馬になんか乗るものか、と言う割には、一番いろいろな馬に乗せてもらっているのが、ギムリです。うらやましい。馬に乗るのは苦手のギムリですが、小馬なら大丈夫のようです。
まして、カラズラスでさんざんな目に遭った後ですから、ビルの背中の荷物の間にちょこんと座って、おとなしく山を降りてきました。
でも、ビルとしては、何か言いたかったかもしれませんね。
パルス・ガレンから、メリーとピピンをさらったオークを追って、走り続けたギムリ。
背の高いアラゴルンと、エルフのレゴラスと同じペースで走るのはさぞ大変だったでしょう。
そのあと、レゴラスの後ろでは怖がっていたけれど、ガンダルフの前で飛蔭に乗せてもらったときは、居眠りまでしています。
飛蔭の足取りが、それほどなめらかだったということでしょうか。
そのくせ、粉袋のようにぽんぽん跳ね上げられていたなんて、文句はしっかり言っているんですよね。
その後、エドラスからヘルム峡谷へは、なんとエオメルの馬、火の足に乗せてもらっています。
ギムリ、ずるい!!
そのときの様子は、書かれていませんが、こんな風だったら、恥ずかしいぞ(笑)
後でギムリは「馬に乗るのは疲れる仕事だ」と言っていますが、その後の活躍は凄かったですね。
『ギムリ馬日記』も良かったらご覧ください
『「指輪物語」の馬と乗り手に関する考察』のページもご覧下さい。
*ペンとトーンで描いたのをそのまま読み込んであるので、ちょっと見にくくなってしまいました。こんな感じ、ということで、ご覧になって下さいませ。