仲良し二人乗り 〜レゴラス、ギムリ、アロド〜
Legolas, Gimli & Arod
気性の激しいアロドから、鞍も手綱もはずさせて、軽々とまたがったレゴラスの後ろにいるのは、ドワーフのギムリ。
まるで、舟の上のサム・ギャムジーでした。「アロドは元気だなあ☆」 「わ〜い、軽〜い☆」 「馬を跳ねさすな、レゴラスっ!」
これじゃあんまり、ギムリがかわいそう…それにしても、この二人、本当にいいコンビですよね。
この後も、ずう〜っと彼らは二人乗りです。
フロドやサムが小馬をもらっても、ギムリはレゴラスに同乗なの。
ファンゴルンの森も、アグラロンドへも、闇の森(緑葉の森)へも、エレボールへも、そしてゴンドールへ行くときも、きっと一緒だったでしょうね。
追記:「指輪物語」に正式には使われなかった、J.R.R.トールキンの草稿によると、
レゴラスとギムリは、アロドをアイゼンガルドからローハンへ帰しているのでした。
ということは、ファンゴルンの森以降は歩いて旅をしているのでしょうかね。
まあ、人間よりはず〜っと長生きな二人ですから、のんびり旅を続けたのでしょうけれども。
■『「指輪物語」の馬と乗り手に関する考察』のページもご覧下さい。
■『ギムリ馬日記』も良かったらご覧ください。*ペンとトーンで描いたのをそのまま読み込んであるので、ちょっと見にくくなってしまいました。こんな感じ、ということで、ご覧になって下さいませ。
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