7月

この防災コラムは、災害ボランティアに造詣が深い佐藤 栄一委員にお願いして、災害ボランティアについて色々な角度からショートコラムとして連続掲載してもらうことになりました。

「災害ボランティアはあなたの地域の救援隊です」―その3―

保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク 委員 佐藤 栄一

ボランティアネットの活動をしていると「ボランティアは要らない。地域のみんなで助け合っていくから大丈夫」ということをよく聞きます。その「皆でやる」ということがボランティアシップなのです。そうして人手が足りない、技術や知識がほしい、過重負担を交代してほしい、もっと充実させたいなどの要望にこたえるのがボランティアネットワークであり、中枢になるのがボランティアコアなのです。その場にあった対応を行き当たりばったりでも行えないこともありませんがネット編成やコア活動は日常のトレーニングが充実してこそ発揮できものと最近の事例からまなびました。

したがって、ボランティア個々のエネルギーをあなたの地域で有効に集約するためにあなたの地域、何よりも誰よりも「あなた」が参加することが必要なのです。