講師派遣事業報告 「仏向栗の沢自治会にて」
保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク 佐々木 安恵委員
令和元年11月10日(日)10:00〜12:00仏向栗の沢自治会に出かけてきました。
第一部は保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク(以下、災ボラ)の鈴木方規代表による講演が行われました。講師派遣事業で使用している災ボラオリジナルの基礎編のパワーポイントを使い、30人ほどの自治会の方々に、災害への備えを大きなテーマに、防災家族会議・地震の震度の特徴・家具の転倒防止・戸建て住宅の問題点・くぬぎ台団地の避難者カード実例・ペット同行避難他について話しました。参加の皆さんからは「避難者カードを参考にしたい」との声があがっていました。
第二部は自治会役員の皆さんが非常食の試食を企画しました。パックの米類等にお湯を注いで15分後、水を注いで1時間後の食べ比べをし「災害時は、冷たいご飯でもあればありがたい」「水でも結構美味しい」などの意見が飛び交っていました。また、缶詰のパン類は「まるでケーキのような美味しさ」と、ブルーベリーなど果物の味のパンに興味深々の様子でした。
減災防災対策に慣れてくると「100円ショップにも売っている」「炭を使用していざという時のために炊き出し」など安価、手作りに向かう傾向が往々にしてあるように感じます。ご多分に漏れず、同行した私もそういう傾向で行動している近年でしたが、素材がしっかりして、消費期限も長く、味も吟味した非常食は災害時に便利なだけでなく、時短にもなり、なにより食欲がそそられます。食べれば健康維持にもつながります。初心に帰って、市販の非常食も見直してみよう、と思いました。
鈴木代表 講演風景
非常食の試食風景