1月の解説

保土ケ谷区危機管理計画【震災対策編】の改訂について

昨年6月より保土ケ谷区危機管理計画の改訂についてご案内しています。

前回は、保土ケ谷区危機管理計画の「自助」「共助」「公助」による減災についてご説明しました。今回は「第1章【自助】家庭で行うこと」の地震に備えた事前対策についてご案内します。

1 食糧などの備蓄と非常持出し品を用意しましょう

 過去の大地震では、食料・水のほかにメガネや常備薬などがなくて、困った人が多くいました。様々な危機に備えて、食料や飲料水を家庭内で最低3日分備蓄するとともに、自分に必要な非常持出し品を用意しておきましょう。

(1) 飲料水の用意

備蓄量は最低1人1日あたり3リットルで計算(家族の人数×3リットル×3日分=備蓄量)します。「水缶」や「はまっ子どうし」など保存のきく市販品を備蓄します。ポリタンクを活用する場合は、こまめに水を取り替えます。また、生活用水として、風呂の残り湯もためておきましょう。

(2) 食料

調理不要の非常食を最低3日分備蓄します。米、もちなど主食を多めに用意しておき、副食として、缶詰、レトルト食品なども準備しておきます。

家族構成によっては、お年寄りや病人、乳幼児のための食品や在宅医療資機材の特殊品目についても用意が必要です。 在宅医療資機材についても自己備蓄が原則です。

(3) トイレ

大地震が発生すると、上水道はもとより下水道も破損することが考えられます。
こうした場合、水洗トイレは使用できなくなりますので、トイレパックを3日分用意します。

(4) 非常持出し品の準備

避難場所等での生活に必要なものをリストアップして、非常持出し袋に入れ用意しておきます。
非常持出し袋などは、いつでも持ち出せる場所に備えておきます。

2 詳細は以下のホームページをご参照下さい。

危機管理計画 第一章【自助】家庭で行うこと

http://www.city.yokohama.lg.jp/hodogaya/bousai/kikikanrikeikaku2013.html