12月の解説

外出先で地震にあったらその場に応じて行動しましょう

1 建物の中

 デパートやスーパーにいるときは、ショーケースや商品棚から離れて姿勢を低くし、買い物かごなどで頭を守ります。あわてて外に出ようとすると危険ですので、揺れが収まった後でも館内放送や係員の指示に従います。

 避難をするときはエレベーターは避け、階段を使います。

 エレベーターの中で地震にあったらすべての階のボタンを押し、最初に止まった階で降ります。エレベーターの中に閉じ込められてしまったら、インターホンで外部と連絡を取り救助を待ちます。

2 建物の外

 窓ガラスの破片や看板などが落ちてくるおそれがあります。かばんなどで頭を守り、近くの安全なビルなどに逃げ込みます。

 ブロック塀や自動販売機は、転倒の可能性があるので離れます。

3 電車の中

 倒れないように、つり革や手すりをしっかりつかみます。電車は強い揺れを感じると自動的に停車します。勝手に扉を開けて車外に出ずに乗務員等の指示に従います。

4 車の運転中

 揺れを感じたりラジオで緊急地震速報を聞いたら、徐々にスピードを落とし、道路の左側に停車しエンジンを切ります。急ブレーキは危険です。

 避難するなど車から離れるときは、キーをつけたままにしてドアもロックをせずに離れます。

5 海岸付近及び津波浸水予測区域

 津波の危険がありますので、すぐに高台(横浜市内では5m以上の高台又は鉄筋コンクリート造等かつ、地震の揺れによる被害のない建物で3階以上)に避難します。ラジオなどで情報を入手して、津波警報や注意報が解除されるまで海岸や低地には近づかないようにします。

6 がけ付近

 がけ崩れや落石に注意し、できるだけ遠くに避難します。特に過去に山崩れやがけ崩れがあったところは危険です。

7 警戒宣言が発令されたとき

 ア 冷静な行動をとること。

 イ テレビ・ラジオ等の情報に注意すること。

 ウ 不要な火気の始末をすること、火気使用を自粛すること。

 エ 退去時は電気のブレーカーを落とすこと。

 オ 預金通帳その他非常持出品の準備をすること。

 カ 緊急貯水(飲料水及び生活用水)すること。

 キ 食料、懐中電灯、医薬品、消火器等の確認をすること。

 ク 家具類の転倒防止、日用品等の落下防止措置をとること。

 ケ 電話の使用を自粛すること。

 コ 自動車の使用を自粛すること。

 サ 食料品の買い出し等の外出、買いだめ等を自粛すること。

 シ その他緊急に措置すべき事項

 

※  保土ケ谷区の危機管理計画については以下のホームページでご覧いただけます。