11月の解説
3 情報の収集と伝達
(4) 情報収集員の派遣
区本部が設置されたときは、必要に応じ、情報班員を消防地区本部(保土ケ谷消防署(以下「消防署」という。))、土木事務所地区隊(保土ケ谷土木事務所(以下「土木事務所」という。))及び保土ケ谷警察署警備本部(以下「警察署」という。)に派遣し、情報を収集します。また、自転車等を活用した方面情報収集隊を編成し、方面ごとに情報を収集します。
なお、陸上自衛隊第31普通科連隊が区本部へ派遣されます。
(5) 災害広報の実施
発災時、津波警報等発令時及び東海地震注意情報等発令時は、保有する様々な広報機能を活用するとともに、他の機関、団体等の協力を求めて広報活動を実施します。
@ 広報車による広報
必要な地域へ放送設備(携帯マイク等を含む。)を有する車両を出動させ、広報を実施します。
A 消防局航空隊(ヘリコプター)による広報
上空からの広報が必要と判断したときは、市本部に要請します。
B 職員による広報
広報車の活動が不能な地域、又は特別に必要が認められる地域に対して、職員を派遣して広報活動を実施します。
C 横浜ケーブルビジョン(YCV)による災害情報の放送
保土ケ谷区では、ケーブルテレビを放映している横浜ケーブルビジョン(YCV)と緊急災害放送に関する協定を締結しています。
協定に基づき、避難勧告や避難所の開設などの緊急情報を、区本部から直接文字情報として入力しリアルタイムで放送します。
D インターネット、ファクシミリ及びツイッター等の文字情報等による広報
保土ケ谷区災害情報配信システムやインターネット等文字情報等による広報も実施します。
【区本部がまとめる主な情報収集内容】
実施時期 | 広報内容 |
---|---|
地震発生直後 | ア 地震の概要(発生日時、震源、規模(マグニチュード)、震度、主な被害状況) イ 避難勧告・指示情報 ウ 応急対策活動等の状況 エ 医療情報(病院、診療所及び薬局等の再開状況) オ 地域防災拠点の開設状況 カ ライフライン等の被害・復旧状況 キ 生活支援情報(被害認定調査、り災証明の発行、横浜市被災者支援に関する各種制度の案内) |
津波警報等発令時 | ア 高台や津波避難ビルへの避難 イ 警報解除までの避難継続 |
(6) 報道対応
報道機関との対応は市本部で一元的に行うため、区本部では行いません。
保土ケ谷区の危機管理計画については以下のホームページでご覧いただけます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/hodogaya/bousai/kikikanrikeikaku2013.html