10月の解説

輸送の確保について

 区本部は、災害対策のための緊急車両の通行を確保するため、緊急輸送路(緊急交通路を含む。)の道路啓開を最優先に行い、輸送路を確保します。

(1) 輸送路の確保

 @ 道路被災状況の把握・伝達

 土木事務所地区隊は職員動員時に把握した情報、市民の通報、作業隊の巡回報告、緊急点検等により被災状況を把握します。
把握した情報は市本部に報告します。

 A 道路啓開の実施

 土木事務所地区隊は、市本部が決定した道路啓開方針を最優先とし、緊急輸送路(緊急交通路を含む。)等について、警察、消防等と連携し、作業隊、支援隊の協力を受けて路上障害物の除去、応急的な対策などの道路啓開を行い、原則として2車線の通行帯確保に努めます。

 

(2) 輸送体制の確保

 緊急輸送車両等による輸送は、まず第1段階では「救助・医療活動の従事者及び救助用品、医薬品等の物資」「消防・水防活動等災害の拡大防止のための人員及び物資」などを優先して実施します。

(3) 物資集配拠点の開設

 区本部長は、区内における避難場所等に対する緊急物資の受け入れ及び輸送のために保土ケ谷公会堂に職員を派遣し、被災状況を確認のうえ、物資集配拠点を開設します。
また、保土ケ谷公会堂が倒壊等により使用できなくなった場合や、複数の拠点が必要になった場合は、地域防災拠点として指定されていない中学校を使用します。
【物資集配拠点】

施設名 所在地 備 考
保土ケ谷公会堂 星川1−2−1 物資集配拠点指定施設
上菅田中学校 上菅田町780 予備施設
岩井原中学校 岩井町308 予備施設

保土ケ谷区の危機管理計画については以下のホームページでご覧いただけます。