1月の解説

危機管理計画(風水害)の改訂 #9

 平成30年4月に改訂された『保土ケ谷区危機管理計画「風水害対策編」』の改訂内容を紹介する第9回目です。今回は台風接近前の応急対策について紹介します

 【改訂ポイントG:台風接近前の応急対策】

 台風等の風水害は、事前の予測が可能であることを踏まえ、事前に対策を講ずるべき事項について新たに記載しました。

 1 情報収集と分析

 気象庁や国土交通省、県などが発表する様々な情報を収集し、分析の上、災害発生危険の予測等に役立てます。

 2 初動体制の事前検討

 1の情報収集、分析をもとに配備態勢を検討し、「いつ」、「誰が」、「何をするか」の防災行動計画の考えを基本とした事前検討を図ります。

@ 情報分析結果に基づいた被害予測
A 警報等発表予測
B 参集者の選定
C 情報共有の徹底

 3 避難勧告等の事前調整

 事前の被害及び警報等発表並びに台風の最接近時間等の予測に基づき、避難勧告等を発令する可能性が高いと判断した場合、事前に次の調整をします。

@ 被害が発生するおそれのある地域への広報活動
A 指定緊急避難場所、指定避難場所等の選定
B 施設管理者への連絡
C 情報発信の準備
D 災害対応車両の配車計画


 ※ 次回は区独自の主な防災の取り組みについてご紹介します。