日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

今月の表紙 ― 平成22年度の活動にむけて ―


災害ボランティアネットワーク代表  鈴木 方規

災害ボランティアネットワーク代表  鈴木 方規


世界中の多くの国々で自然災害に見舞われている今日、日本も例外ではありません。いつ、大きな災害が起きてもおかしくない状況下にあります。その時に備えて、日頃から「顔の見える関係づくり」をして対応できる組織を構築してゆくことが、私たち「災害ボランティアネットワーク」の大きな目標の一つであると考えています。

平成18年に立ち上げた「災害ボランティアネットワーク」の活動は、おかげさまで今年、5年目を迎えます。立ち上げた当初は手探りの活動で、地域防災拠点の訓練に参加しても動き方がわからなかったというのが正直なところです。しかし、訓練・研修の企画や緑・黄色の「支え愛バンダナ」の製作普及および災害ボランティアセンターの立ち上げなどの防災活動を続けることによって、「災害ボランティアの目指すこと」が徐々につかめてきたように感じています。

今後も地域密着の安心・安全の積み重ねのために、各種防災訓練への参加、防災事業のPR、ホームページ運用の充実をはかるなどはもちろんのこと、次の3点を今年度の柱として活動を行っていきたいと思っています。
  1.災害ボランティアセンターの立ち上げシミュレーション訓練の実施継続
  2.「支え愛バンダナ」のさらなる啓発(緑=支援します/黄色=支援を望みます)
  3.一品一食運動の実践