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今月の表紙 ― 「助け合い、一品一食運動」を実践した防災訓練 ―


くぬぎ台小学校地域防災拠点運営委員会 会長 鈴木 方規

くぬぎ台小学校地域防災拠点運営委員会 会長 鈴木 方規


秋晴れの平成22年10月3日(日) 午前10時からくぬぎ台小学校地域防災拠点防災訓練が実施されました。助け合い!一品一食訓練をテーマに参加者1世帯からお米1合を持参して炊き出し訓練を行いました。
今年は特に11月7日から14日までパシフィコヨコハマを会場に行われますAPEC(アジア太平洋経済協力)を意識して、食の安全について議論し、炊き出し訓練ゾーンを「立入禁止」や「監視役」、「警備犬パトロール」を配置するなど、薬物テロ等の対策を徹底的に講じました。

訓練内容は多彩で、炊き出し訓練・心肺蘇生法・ロープ結索・応急救護・チェンソーで薪づくり・煙ハウスの 6種で拠点各班ごとにひとつの訓練を全員体験する方法をとり、和やかなうちにも真剣な態度が伺えました。
だれもが共感したのは、昼食時の救助犬の演技でした。救助犬は訓練者の言動に完全服従し、倒壊家屋からの負傷者救出・訓練者との競演など演技のたびに拍手喝采でした。

情報班からは参加者500名(内子供35名)の報告があり、消防署長の講評の後一般参加者は再点呼のあと集団帰宅で解散しました。