日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

今月の表紙 ―「災害ボランティアネットワークの
            活動を知ってもらうために」 ―



3月11日(金)午後2時46分、三陸沖を震源地とした「東北地方太平洋沖地震」はマグニチュード9.0、1000年に一度といわれる大震災でした。震源地は太平洋沿岸を南下し、「東北関東大地震」となってしまいました。日本中が地震・津波の恐怖に包まれるなか、福島第一原子力発電所で水素爆発が起き、不安はさらに広がっています。

マグニチュード6.3のニュージーランド地震の傷も癒えないなか、国内、世界中からは暖かい支援の手が差し伸べられています。いつ来るかわからない「大規模地震」は他人事ではありません。「計画停電」への協力、買い物・備蓄品などに「分かち合う心」を持ち、今、私たちにできること、心がけなければならないことを、一人一人が冷静に考えて行動することこそが、私たちにできる後方支援です。 保土ケ谷区民が一つになってこの災害の後方支援を実践しましょう。

宮城県南三陸町では、いまだに町民の多くの安否の確認ができず、心配をしながら避難民生活を送っている方々も多くいます。被災された皆さまには、心からお見舞いを申し上げますとともに、一人でも多くの方の命が救われること、被災地の一日も早い復興を願っております。

保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク  鈴木方規代表」

保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク  鈴木方規代表


平成23年2月27日(日)、かるがも2階で、保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク主催の研修会が開催されました。

おりしも、ニュージーランドでマグニチュード6.3の直下型地震が起き、語学留学中の日本人が被災したという緊迫したニュースが話題となっていたこの日、参加者、災ボラ運営委員など51人が集まり実施されました。

地震はいつ起きてもおかしくない状況下の今、危機管理、備えることは日頃からするべきことですね。自助から共助へという考え方も持ち、みなさんと学んだことを広く地域に伝え、明日の知恵を作っていきましょう。そして、災害ボランティアの目的である『互いが互助の精神を持ち、平常時から分野をこえた交流をし、区内訓練には積極的に協力し、ネットワーク運営委員も常に資機材の学習などを積み、啓発活動を続けていく』ことを広く皆さんに理解していただき、安全・安心の町つくりのために一緒に活動をしていきましょう。