日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

今月の表紙 ― 東日本大震災 関連記事 ダイジェスト版 ―


取材:災ボラ 佐々木 安恵委員


被災後二月が過ぎ、県外からも多くのボランティアが被災地を訪れています。一様に「テレビで知るよりもずっとたいへんな状況」との声が聞かれます。

大規模地震により生じた主な出来事を振り返り、私たち保土ケ谷区民もさらなる防災意識の向上、自助(自分のことは自分で守る)共助(隣近所の助け合い、地域は地域で守る)の思いを確かめあって、備える機会としたら如何でしょうか。


 前号からの続き、4月14日以降を掲載します。

4月14日 岩手・宮城・福島県内の約380か所の病院が震災の影響で診療に
      支障
  15日 東電、不動産1000億円を売却し、賠償金に充当
  16日 福島第一原発の作業員の健康状態を30年以上にわたり、追跡調査
      実施
  17日 東電は原発安定へ6〜9ヶ月を要する工程表を作成
  18日 ロシア、日本への「渡航自粛」を解除
  19日 仮設住宅地に介護拠点を設置の方向で検討
  20日 震災死者92パーセントが水死と警察庁がまとめた
  21日 原発事故で役場移転の8町村では住民の4割が避難先不明
  22日 政府は、震災復興に4兆円を予算案
  23日 福島第一原発20キロ圏、警戒区域
  24日 福島第一原発、放射能の大気放出続く
  25日 福島第一原発、立て抗汚染水減らず
  26日 液状化住宅にも支援金
  27日 被災地のがれき撤去時、アスベスト(石綿)による健康被害対応の
      指導
  28日 地震発生から四十九日。被災地で法要が行われる
  29日 ボランティアは延べ13万人を超える
  30日 復興財源確保へ
5月 1日 福島第一原発に仮設防潮堤設置へ
   2日 福島第一原発、海水利用の冷却断念
   3日 原発賠償のため電気料金値上げ案
   4日 福島第一原発、外部冷却のための新システム設置へ
   5日 福島第一原発、原子炉建屋内で作業
   6日 浜岡原発、全面停止へ首相要請

「保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク」運営委員、事務局一同、被災された地域の一日も早い復興を願ってやみません。