日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

今月の表紙 「地域医療救護拠点 シリーズ 7」



保土ケ谷中学校医療救護拠点運営委員長 宇佐美勝彦さん

地元で生まれ育った宇佐美さんは、保土ケ谷中学校の卒業生でもあるので、周辺の立地などを熟知しています。徒歩2分ほどとはいえ、国道16号線から急な坂を上ったところにある保土ケ谷中学校なので、医療救護拠点として開設された場合に、ケガをした人、車椅子を使用して来た人たちが学校まで上がれるのか、また、学校から医療機関に搬送される場合の対応などについても気になるところだそうです。

このような点を補い、地域が助け合う方法として毎年、保土ケ谷中学校地域防災拠点の訓練では、中学2年生も参加し、車いす等援助介護方法の訓練を受けています。

地域医療救護拠点としてカバーする防災拠点は、上星川小学校、常盤台小学校、保土ケ谷中学校の3校です。

保土ケ谷中学校は、保土ケ谷区のやや東寄りに位置し、国道16号線の上星川駅と和田町駅のほぼ中央部の住宅街にあります。最寄りの交通機関は相鉄線と路線バスです。上星川駅下車横浜方面に向かって一つ目のバス停、保土ケ谷中学校前から急坂を上ります。

5月17日現在の避難対象地域について、ご興味をお持ちの方は「保土ケ谷区危機管理計画」(平成21年発行)をご覧ください。