日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

今月の表紙 「平成24年度の活動にむけて」

災害ボランティアネットワーク代表 鈴木 方規

平成24年度の総会において示した6項目の活動計画の実現にむけて、新たな気持ち で災害に強い町づくりを進めてまいります。日本国民が一丸となって復興への思い を形にするべく支援を続けていますが、今後10年、20年という長期に渡る「継続し た支援の形」を考えながら、活動していかなくてはなりません。

また、南関東直下型地震の発生が今後4年以内という予想もあり、私たちの生活は 緊迫した状況下にあるといえます。災害ボランティアネットワークの会員、地域防 災拠点で活動している皆さんたちがそれぞれの立ち位置で、どのように対応してい くかを考え連携し、日々減災活動を続けていくことが大切だと考えています。
皆さまとの協力体制が構築できることを願い、日々減災活動に取り組む所存でおり ます。また、今年は会員の皆さんと一堂に介する機会を設け、新たな結束で取り組 みたいと思っています。

平成24年度も昨年に引き続き、各種防災訓練および区民まつり等イベントへの参加、 ホームページ運用の充実をはかるなどはもちろんのこと、地域密着の安全・安心の 積み重ねのために次の4点を主な活動目標とします。

  • (1)優先度に基づいた安全・安心な防災活動
  • (2)一品一食運動の啓発・普及
  • (3)各種訓練・研修の企画
  • (4)緑・黄色の「支え愛バンダナ」の製作・普及

「優先順位の高いひとたちの目線でどのような支援ができるか」を一緒に考え、 そして行動し、活かしていきましょう!


総会にてあいさつする鈴木 方規代表