日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

今月の表紙 運営委員 紹介

佐藤 栄一さん
保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク運営委員 佐藤 栄一さん

私は、保土ケ谷災害ボランティアネットワーク(以下災ボラ)の会員としてホームページのコラム欄を担当しています。 平成18年の発足当時から在籍しておりますので災ボラ歴は長くなりました。
災ボラ以外の社会活動として、
    ・巡回相談員            (横浜市社協/障害者支援センター)
    ・防災図上訓練【DIG】講師   (消防科学総合センター)
    ・防災講演・講座 講師      (総務省消防庁)
    ・消防大学 講師         (総務省消防庁)
    ・都市防災研究会 会員
    ・防災・生活安全 我聞(がもん)塾 主宰
など、防災アドバイザーを主な活動としています。


防災・防火・生活安全に関する信条は『誰もがいつかは災害弱者』、災害弱者に やさしい街づくりは、いつかは自分のためにやさしい街になる。ということをもとに市民防災を語り続けています。 横浜市消防局に35年間勤務しました。思い返すとプレートテクトニクス論も確立されてなかった時代でしたが『関東大地震69年周期説(現在は廃論)』に基づく 防災計画を策定する一員として勤務して以来、住民自身が自分と家族と地域 を守る『市民防災』をライフワークにしてきました。 さらに関連して『福祉防災』という言葉を掲げて20年を超えましたが東日本大 震災を経てようやく行政機関の印刷物に現れるようになりました。 障害者の災害対策は、視覚障害、聴覚障害、四肢障害、内部障害などそれぞれの 状態にあった対策がされなければなりません。町(まち)は勿論、避難所までが 災害弱者には優しくありません。(例えばトイレ)

コラムは古希を迎えた筆者が経験を生かしたアドバイス的内容になるよう努力を していますが、ついつい評論家のような怒りも出てしまいますがご容赦を・・・