日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

今月の表紙 地域防災拠点とは?

開会式にて鈴木区長のごあいさつ
開会式にて鈴木区長のごあいさつ

 10月19日(土)に開催された区民まつりに出店しました。
昨年の区民まつりでは避難所に関するアンケートを実施しました。報告が遅くなりましたが、約300人の方に回答していただき、下図のとおり、約8割の方が発災時の避難所について知っているという結果となりました。東日本大震災を契機に日頃の防災・減災への関心が高まっていることがうかがえました。

アンケート

 避難場所を知っていると回答した人の多くが自身の避難場所について正しく認識していましたが、一方で地域防災拠点と広域避難場所を混同している人もおり、避難場所に関する間違った認識も明らかとなりました。

  そこで、今年の区民まつりでは、「地域防災拠点」をテーマに実施しました。
地域防災拠点に関する紙芝居では、避難場所の種類について説明をしました。その中で、地域防災拠点とは市が防災拠点として指定している市立の小・中学校のことをいいます。家屋の崩壊などにより、自宅に戻れない時に避難生活をおくることができます。各地域防災拠点には防災倉庫があり、非常時の食糧などを保存しています。防災訓練等でお米を使って炊き出し訓練することが多くありますが、お米の備蓄はありません。それぞれの「自助・共助」の気持ちが重要です。