日常生活の延長線上にある防災。

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今月の表紙 平成26年保土ケ谷区消防出初式

1月7日(火)保土ケ谷公会堂、公会堂前、帷子川を会場に、出初式が行われました。公会堂では阿部消防署長、鈴木和宏区長、議員らの来賓の皆さまが壇上に並び、消防団、家庭防災員、区民は各席に集い、防火・防災への思いも新たに粛々とすすめられました。

 開会式宣言、消防活動に功績のあった消防団員、一般消防功労者の表彰などに続いて、新年にふさわしい獅子舞が横浜市無形文化財「川島囃子」保存会によって披露されました。柔軟な獅子の動き、みかんと遊ぶ愛嬌のある獅子の姿に会場も和みました。

 公会堂の外では、車両展示、子ども消防士コ−ナーなど趣向をこらした出し物があり、平成25年度の横浜市消防救助技術訓練大会で2位に入賞した西谷特別救助隊による公会堂屋根から外壁伝いの救出活動の実演が始まると、人形を背負いロープ1本を頼りにスルスルと壁を降りるすばやい動きに、見上げた参加者からは「おー」と感嘆の声が聞こえてきました。行儀よく並んで川辺町公園側から見物をしていた幼稚園児たちも指を差しあってその動きの機敏さに見入り、驚いているようでした。

公会堂壁面からの救出活動演技
公会堂壁面からの救出活動演技☆
新職員による放水演技
新職員による放水演技☆

放水演技は、昨年4月採用となり10月に保土ケ谷消防署に配属された新人と女性消防官によるものでした。「女性消防官も消火活動をするのね!」と、あらためて消防職員としての仕事の厳しさを感じた参加者の声が聞こえました。そして、保土ケ谷消防団による一斉放水が帷子川に高いアーチを描き、今年の防火・防災を願う出初式のフィナーレとなりました。

消防服を着せてもらう子どもたち
消防服を着せてもらう子どもたち
アーチを描く一斉放水
アーチを描く一斉放水☆

(☆写真は保土ケ谷消防署提供)