日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

研修会報告 自助・共助 あんな事例・こんな事例

 平成26年3月23日(日)13時〜15時30分。かるがも2階多目的ホールで、保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク(以後、区災ボラ)の会員、地域で防災に関わっている方、興味をお持ちの方を対象とした研修会が開催されました。
 運営委員会では開催に向けて、テーマ決め、当日の進め方などの会議を重ね、当日を迎えました。開催が3月でしたので、鈴木和宏前区長、大場正晴前副区長、宮崎孝雄前総務課長の出席を得、申し込みによる参加者は地域防災拠点運営委員長ら51名でした。

 第1部は「くぬぎ台小学校地域防災拠点に学ぶ 〜地域に根付いた防災の取り組み〜と題して、鈴木方規災ボラ代表の講演。鈴木代表は地域の防災リーダーとして取り組むこと35年。“防災と防犯は常に一緒のこととして考える”思いから、夜間防犯パトロールの実施、自主防災委員会組織作り、発災時の個人行動・地域活動マニュアル作り、災害用簡易トイレの制作、災害・事故連絡カードの作成と防災訪問、大震災の記録を風化させないための新聞紙面の切り抜きなど、行っている防災・減災活動をパワーポイントで披露、解説をしました。参加者からは、長きにわたる活動の幅の広さと深さに感嘆の声が聞こえてきました。

映像で自主防災活動を説明する代表
映像で自主防災活動を説明する代表
「熱心に聞き入る参加者
熱心に聞き入る参加者

 第2部は「グループディスカッション」防災アドバイザーの佐藤榮一委員がファシリテーターを務め、4つのグループごとにテーマを決め話し合いをしました。

ルールを説明する佐藤栄一委員
ルールを説明する佐藤栄一委員
グループの発表風景
グループの発表風景

Aグループ:地域防災拠点でのペットの避難について
Bグループ:防災訓練の方法
Cグループ:「救命カプセル」と地域の連携が人名を救った実例
Dグループ:雪害に対する地域の協力の実例

※本号、地域訪問記の佐藤栄一委員のレジュメ「緊急追記」に続く

尚、3月の研修会には区災ボラの事務局として参加した金子友重総務課危機管理係長、柄洋平総務課が3月31日をもって異動となりましたことをお知らせします。
新任は三浦 大総務課危機管理係長、5月号でご紹介します。