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平成26年度活動に向けた思い 鈴木代表

 平成26年5月24日(土)13:00より、かるがも2階多目的ホールにて、第8回保土ケ谷区災害ボランティアネットワーク総会が開催されました。席上で熱く語られた鈴木代表の平成26年度活動に向けた思いを紹介します。


活動に向けた思いを語る鈴木代表
活動に向けた思いを語る鈴木代表

 『一年滞りなく活動を実施することができました。保土ケ谷区災害ボランティアネットワークは区民全員が参加して災害ボラを構成していることが特徴です。本会議で平成25年度の総括と26年度の方針をご参加の皆さんで協議しましょう。
 阪神淡路大震災から19年、東日本大震災から3年が過ぎた今、復興に向け協力し、「住んでよかった保土ケ谷区」と区民が思える区になるよう側面から支援していきたいと考えています。そのために、保土ケ谷区災害ボランティアネットワークの運営委員がもつマンパワーを生かして、地域への活動を行っていくことを目標としたいと思っています。

 横浜市は減災活動を積極的に進めています。自助、共助をしっかりもって、減災につなげていきたいですね。人は一人では生きていかれないので、日常のなかで相談したり、日頃のつながりをたいせつにする地域づくりを通して、備えていくことが大切だとずっと思い続けています。私の住んでいるくぬぎ台小学校地域防災拠点では、それらを満たすように積極的に活動しています。
 さて、防災訓練実施の折には集団避難をすることになるのですが、大勢が拠点避難場所に避難し、避難生活を送ろうとしても無理なことです。備蓄食料が備えてあるわけではありません。ところが、拠点に米、非常食などの食べ物があるという誤解をしている人たちがいる。一品一食をもちより、あるものを分かち合いながら生活することを体験して、いざという時に備えておきましょう。それを私は平成21年の区民まつりの日に「一品一食運動」と名付けましたが、今年度の活動の目標としてあらためて重点活動としたいと思います。
 横浜災害ボランティアネットワーク会議では、市内を4ブロックにわけて連携をはかることを昨年から目指して活動しており、保土ケ谷・泉・旭・瀬谷はCブロックとしてくくられていることを、この場を借りてお知らせします。
 災害ボランティアネットワークでは、運営委員会においても議論をしながら会議をすすめています。地道にコツコツ、実態の伴う、実践的な活動を推進していきたいと常々思っています。』