日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

フリートーク 〜HP編集委員・その3〜

平成26年7月8日PM 「かるがも」3階にて

 7月7日(月)、沖縄に特別警報が発令されました。風速50メートル以上の風が予想されるとの情報に「防災研修で風速30メートルの雨風の体験をしたけれど、立っていられないほどで、水滴は肌に突き刺さるような痛さだった。」と、しいのき、かるがも、すみれの三人の会話が進みました。

すみれ:実は私、7日まで沖縄に滞在していて、16時半ころ那覇空港から羽田に戻ってきたの。その時間はまだ小降りで風も強いというほどでなく、離陸できてよかったわ。沖縄では、「台風が来る」という情報があると速やかに対応することが日常。沖縄ラジオを聞いていたら、「私は台風の準備を済ませた」というリスナーからのメッセージを放送していたわ。

しいのき:横浜では台風という言葉を聞いただけでは備えはしないね。どれくらいの規模かをニュースで聞いてから雨戸を引くよ。食料、飲料は日頃から備蓄しているから買物に急ぐということはないね。

かるがも:どれくらいの雨が降ったら雨戸を閉めるの?

しいのき:猛烈な雨だよ。

かるがも:そういえば、1時間に80ミリ以上の雨が降ると、気象庁では「猛烈な雨」と分類するという話を聞いたことがあるわ。息苦しくなるような圧迫感があって恐怖を感じるような雨。雨による大規模な災害の発生する恐れがつよく、厳重な警戒が必要だそうよ。

すみれ:気象庁では雨の降り方で5つの分類をしているそうよ。
やや強い=1時間に10ミリから20ミリ未満ザーザーとふり、水たまりができる。
強い=1時間に20ミリから30ミリ未満の土砂降り
激しい=30ミリから50ミリバケツをひっくり返したような雨
非常に激しい=50ミリから80ミリ滝のようで傘が役にたたない。

しいのき:大型台風が来るという情報に際しても、日ごろから食料や飲料の備えをしておけば、外回りの安全確認と心の準備が対応策になるね。災害に備えることは日々の生活のなかですること。それが減災につながるのだね。