日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

フリートーク 〜HP編集委員・その4〜

す み れ:最近のニュースなどで気になることが何かありますか?

しいのき:神奈川県内の箱根山の噴煙が気になるね。45年ほども前のことになるけれど、家族旅行といえば箱根でしたよ。秋の行楽シーズンなど、山の紅葉がきれいでね。県民にとっての箱根は、身近なリゾート地でしょう。

す み れ:そうですね。お子さんが小さいと何かと荷物も増えてしまい、旅行を億劫に思うことがあるかもしれないけれど、箱根ならば近いし、出かけてみようかという気持ちになりますね。それが、このところの水蒸気爆発を懸念したニュース。残念ですね。

かるがも:そういえば、箱根駅伝がどうなるか、といったことまで記事になっていましたね。レベル2の昨日の段階では実施となっていました。これからレベルが上がるとどうなるのでしょうかね。

しいのき:旅館やホテル、土産物店は打撃が大きいだろうね。東日本大震災による営業不振からやっと立ち直ってきたのだろうに、たいへんだね。

かるがも:そうはいっても、大事なのは危機管理。東日本大震災によって地下の状況が大きく変わっているし、御嶽山の二の舞を踏まないように、危機管理にたいして神経が過敏になるよね。

しいのき:地震はいつくるかわからないけれど、水蒸気がでていると、危機感を一層感じるものなのかな。

かるがも:逆に、いつも水蒸気を見ている地域だと、それが当たり前の感覚になって、危機管理につながりにくいこともあるのかな。

す み れ:いずれにしても、平常と異なる状況になったら、その時こそが危機管理の意識を持つタイミング、という思いを、自分の中に持ち続けることが必要だと思うよ。

かるがも:同じ神奈川県内の出来事、この機会に、非常時についてあらためて家族で考えてみたらいかがでしょうか?

お知らせ
事務局からの編集委員は、社会福祉協議会の錦織さんから松本さんに代わりました。
編集委員:松本より「キアロスタミ監督によるジグザグ道3部作のイラン映画がお薦めです。地震の被害にあった時の人間模様を感じ取る作品です」。