日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

災害用コミュニケーションボードを知っていますか?

 災害が発生し、安全な場所にいっとき避難した後、自宅が倒壊したり、倒壊の危険性があるために日常生活が困難になったときに、皆さんは、あらかじめ区域ごとに指定された地域防災拠点避難場所(小学校または中学校)に避難することになります。

 避難場所集にまってくる方々は、健常者の皆さんばかりではなく、視覚、聴覚に障害をお持ちの方、自閉症、知的障害の方、また高齢者や妊産婦、外国人も避難してきます。

 地域防災拠点避難場所には、わかりやすい絵や記号によって、「喉が渇いた」「トイレはどこ」他日常生活の簡単な行動についての意志の疎通をはかることができる「コミュニケーションボード」が保土ケ谷区役所総務課危機管理の担当部署より配架されています。

コミュニケーションボード
コミュニケーションボード
黄色と緑のバンダナ
黄色と緑のバンダナ

 避難場所での弱者の皆さんが周囲の人々と必要な情報をやり取りするために、そして「困った」が少しでも解決できるよう「コミュニケーションボード」の存在は大きなものだと思います。また平成21年より保土ケ谷区災害ボランティアネットワークが啓発活動を続けている支援してください」の意味を表す黄色、「支援できます」の意味を持つ緑色の「支えあいバンダナ」も地域防災拠点避難場所の倉庫には置いてあります。