日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

くぬぎ台小学校地域防災拠点防災訓練報告

 2016年10月2日(日)10:00〜、場所は旧くぬぎ台小学校校庭で開催されました。 参加者は8自治会・町内会約500名。参加協力団体は15団体100名を超える規模でした。そこには伝統と30年にわたる経験が蓄積されています。
すべての資機材を揃え持ち、訓練の内容によって使い分けるほど充実していました。
本部席の右端にはいつもと同じ位置に放送設備と無線機が備えられていました。

車中泊避難体験
車中泊避難体験
身近なもので応急手当
身近なもので応急手当

 【熊本地震を教訓に避難所体験】をテーマに4つのエリアに分かれ訓練内容は、
 A クッキング袋で非常食・車中泊避難体験
  (道路の寸断等による食料確保・エコノミー症候群の予防体験)
 B 身近なもので応急手当・トイレ展示
  (コンビニ袋は大切に・深刻なトイレ問題、一度は体験しておきましょう)
 C 避難場所体験・防災紙芝居
  (段ボール仕切り板も進化してきたが長居は無用)
 D スタンドパイプと消火器の体験、消火器の展示
  (消防車からの放水訓練、圧巻でした)
 と何れも熊本地震の教訓が活かされたテーマでした。

段ボール仕切り板避難場所体験
段ボール仕切り板避難場所体験
消防車からの放水訓練
消防車からの放水訓練

 防災訓練の日程はもちろん事前に周知徹底されているはずですが、ハンドマイクで団地内をくまなく回り防災訓練があることを呼び掛けているのを見て感心するとともに、このアイディアを自分たちでも活用することにしました。
 訓練中に気分が悪くなった高齢者への対応も仮設救護班のメンバーが救急車を呼んだりAED使って手際よく処置をしたので、周囲の人は何事もなかったように平然と訓練が進んでいったには感心しました。