日常生活の延長線上にある防災。

顔の見える関係を!

まち歩き 〜防災&歴史を知る〜

平成28年11月23日(水)。瀬戸ヶ谷町自治会家庭防災部が毎年開催している「自治会防災訓練」に南部地区社会福祉協議会(以下、南部地区社協)が「ほっとなまちつくり事業」の活動の一環として参加しました。「住むまちを歩いて、危険個所等を知り災害に備える。まちの歴史を知り、わが町に愛着を持つ等」の目的をもって、当日は、自治会からは乳幼児含めて90名、南部地区社協から20名、本陣消防出張所からは、「まち歩き」地図内の初期消火箱の説明のために駒崎出張所長の参加協力をいただきました。当日の主な進行は以下の通りです。

8:00  瀬戸ヶ谷町家庭防災部員が炊き出し準備。スポーツ推進員が焼き芋ボランティアの準備。自治会役員が避難場所想定のブルーシート等配置。

9:45  一般参加者受付開始
Aグループ分け。@:まち歩き希望グループ(10名一組で3組。くじ引き)

A:高齢者等グループ(B用紙をケースに入れる作業)
B:子どもグループ

B瀬戸ヶ谷町自治会緊急用カード記入

10:00 開会。

10:15 「まち歩き」出発。瀬戸ヶ谷町自治会に存在した「瀬戸ヶ谷古墳」の周囲を中心に。途中に設置の初期消火箱の確認をしながら。

10:50 「瀬戸ヶ谷古墳について」
講師の佐々木博昭氏より、昭和18年からの調査経緯等、出土遺物について

古墳の話を聞く参加者風景
古墳の話を聞く参加者風景

11:30 炊き出しのうどん試食。

炊き出し準備風景
炊き出し準備風景

11:50 焼き芋ボランティアから非常食の焼き芋配布。瀬戸ヶ谷町自治会緊急用カードを記入者個人に配布。

 この日は北風が強く、講演を外で行ったために声が聞きとりにくかった、また、子どもの参加時間にタイムラグが生じたため、活動目的であった「ブルーシートに養生テープで地域避難場所の割当面積のラインをつけて避難生活の不自由さを体験する」活動が十分にできなかったなどの反省点はありましたが、瀬戸ヶ谷町自治会内に前方後円墳があったことを知らない地域住民からは「歴史のあるまちと知り、自慢にしたい」という感想等が寄せられました。