2月の地域紹介
大尾さんのリュックサック その1
取材:災ボラ 佐々木 安恵委員
平成21年6月に紹介した大尾さんのリュックサック。防災用品の「必要と便利」が詰まった不思議な中をお見せします。どうして不思議なの?とお尋ねですか。ハイキングに出かけるときに背負う、「どこにでもありそうなリュックサック」そのなかに、思わずうなってしまう「あると便利な」品々が、それはたくさん、詰まっているのです。
今回から変則掲載のシリーズでお届けします。うなったっり、相づちをうったり、感心したり、楽しみながら、いざという時にきっと役立つ品々をご覧ください。
フィンガー・ライト
指先に光る緑の灯り。暗がりで、字をよむこともできるのです。災害に遭って、暗がりに閉じ込められてしまった時はもちろんのこと、避難所の集団生活の中でも周囲の人々に気遣うことなく、非難口の方向表示をさがしたり、字を読むことができます。
どうして歌集なの?
どうして歌集なの? そんな疑問を持つ人は多いでしょう。避難場所は集団生活の場になります。互いが、気を使い、声をひそめ、遠慮しながら生活をともにします。ストレスが溜まっていくことが想像できますね。そこで、気分転換に皆で「懐かしい歌、誰もが知っていそうな歌」を歌い、お腹から声をだすことで発散しようという目的のある「歌集」なのです。
小銭とテレフォンカード
小銭とテレフォンカード。災害に遭ったら「連絡は携帯電話の災害伝言ダイヤルを利用するから、小銭もカードも要らない」と、思っている人はいませんか?携帯電話は充電しなければ使えなくなります。混み合うとつながりにくくなります。
最近では設置箇所の減少した公衆電話ですが、小銭とテレフォンカードも備蓄用品の仲間にいれましょう。