9月の地域紹介

「地域医療救護拠点 権太坂小学校」

取材:災ボラ 佐々木 安恵委員

保土ケ谷区内地域医療救護拠点を平成23年7月から平成24年5月の間にご紹介します。

概要
拠点名:権太坂小学校
所在地:権太坂2-4-1
電話番号:742-6311
デジタル移動無線番号:564
該当地域防災拠点:瀬戸ヶ谷小学校、権太坂小学校、境木小学校

取材
アンケート形式でお答えいただきました。

Q 今までに医療救護拠点として実施した訓練を教えてください。
A 平成19年度訓練では運搬役・疾病者役に光陵高校生が主役となりトリアージ訓練を実施しました。隣接している光陵高校、保土ケ谷養護学校からは運営委員会にも出席を得て、連携を図っています。

Q 患者の搬送について
A 救出救護班の職務として、医療拠点のサポート要員2名を配置しています。訓練では、リヤカーを使用した傷病者の搬入訓練を実施しています。リヤカーは2台しかなく、各班の資材運搬等の必要もあり強い購入要求はありますが高額のため実現していません。

Q 治療場所について
A 校舎1階医務室を中心としたエリアを割り当てています。医務室の他、平面移動が可能な、PTA会議室、音楽室、視聴覚室、理科室を傷病者・要介護者収容場所としています。

Q その他でなにかありますか?
1、避難所運営を行いながら医療拠点のお世話をする必要があると思っていますが、要員の不足を感じています。前述の光陵高校生に期待をしていましたが、生徒の安全帰宅を考えると、災害時の残留を望むのは難しいことかと思います。
2、いずれの拠点も同じと思いますが、水、食料、資材機材の不足は明らかかと思います。特に夜間対応は、ほとんど出来ないと考えています。移動式発電機は、救助活動にも使用したいと考えているので、数量不足は否めません。医療活動を行うためにも自家発電機の導入が必要です。

高校生も参加した炊き出し訓練"
高校生も参加した炊き出し訓練
体育館収容訓練
体育館収容訓練