10月の地域紹介
「区民まつり」に参加して
取材:災ボラ 佐々木 安恵委員
平成23年10月16日(日) 県立保土ケ谷公園で「区民まつり」が開催されました。
前日の雨と強風で順延となり、客足が心配されましたが4万人を超える多くの区民が集いました。
災害ボランティアネットワークは、次の盛りだくさんのメニューで来場者をお待ちしました。
(ア)パネル展示コーナー
運営委員3名が宮城県、岩手県、福島県の被災地へ赴いた写真取材をパネルとして掲示しました
河北新聞の記事に関連する現場の写真を撮り、注釈を吹き出し に表示してよりリアルにまとめました。
被災直後の新聞記事を被災地から取り寄せ、切り抜きパネルに
まとめました。
横浜市発ボランティアバスに参加して、被災地岩手県釜石市の
唐丹(とうに)小学校の校庭整地および甲子川(かっし川)河川敷
の草取りを体験してきました。
福島県相馬郡新地町の被災直後と約3か月後の現場写真を
対比して遅々として「復旧・復興」が進んでないことを訴えました。
(イ)サバイバル試食コーナー
どこでも人気のサバイバル試食。「じゃがりこ」と「炊き出し袋」を合わせて約700名に配られました。
日常的には個別に食べていたお菓子の「じゃがりこ」と「クラッカー」が、アイディア一つで美味しい非常食となります。
つくり方:「じゃがりこ」の容器を半分ぐらい開けて、容器を押しつぶして、「じゃがりこ」を細かく砕きます
容器の8分目まで湯を入れ2〜3分そのままにして、やわらかくなるまで待ちましょう
箸でかき回すと、マッシュポテト風にしあがります。
非常用炊き出し袋で
米を茹でる
まさにサバイバル。
(ウ)区民参加コーナー
「災害時ささえあいマップ」に緑のシールが200を超えました。これは区民の「共助」の精神の表れと喜んでいます。
ブース全体で700名を超える来場者がありました。
会場で急場しのぎでつくった「被災地への応援メッセージ」、自ら進んでメッセージをくれる人。声がけした人のほとんどがメッセージをくれました。
(オ)来場者からは次のような感想が聞こえました
- (1) エーッ これがじゃがりこ? おいしい!
- (2) マッシュポテト風だからマヨネーズを混ぜるとポテトサラダになる
- (3) お菓子が非常食になるのね
- (4) じゃがりこには賞味期限があるから非常用にはならない
- (5) 防災用として備蓄しなくても、お菓子が非常食になるということがわかった
- (6) おいしい(試食した子どもたちの多くから聞こえました)
- (7) どうやってつくるの?
- (8) 非常用炊き出し袋はどこで売っているの? いくら?
災害ボランティアネットワークとしての東日本大震災への思いなどについて、鈴木方規代表の訴えをトップページでご確認ください。