今月の地域紹介
「地域医療救護拠点 藤塚小学校」
取材:災ボラ 佐々木 安恵委員
保土ケ谷区内地域医療救護拠点を平成23年7月から平成24年5月の間にご紹介します。
概要
拠点名:藤塚小学校
所在地:新桜ケ丘1-22-1
電話番号:351-2314
デジタル移動無線番号:580
該当地域防災拠点:初音が丘小学校、藤塚小学校、今井小学校
取材
アンケート形式でお答えいただきました。
・医療救護拠点の訓練
Q 今までに医療救護拠点として実施した訓練を教えてください。
A 平成21年9月26日に、運営委員10名とボランティア13名に薬剤師、看護師2名によりトリアージ訓練を行いました。
また、同年11月8日の地域防災拠点訓練にて、住民178名とともに医師3名、薬剤師1名、看護師2名でトリアージ訓練を実施しました。
・医療救護拠点としての問題点
Q 患者の搬送について
A 藤塚小学校への搬送については、対象となる今井小学校、初音が丘小学校の防災拠点の方々とも連携が不可欠と考える。道路事情により車両が使えない状況があれば、リアカーや応急担架を用い搬送する状況もあるでしょう。
Q 治療場所について
A 学校内の体育館と医務室を活用しています。
Q その他(地域医療救護拠点への思い、地域として特筆すべき点等)なにかありますか?
A1. 3.11後の今こそ、地域医療救護拠点としてどうあるべきか、真剣に議論すべき考えるときだと考えます。ここ藤塚小学校の地域防災拠点だけでは人的にまかなえない状況も想定されます。
A2. 今井小学校、初音が丘小学校との協力体制を構築するためにも、藤塚小学校地域防災拠点運営協議会にご参加いただくことも今後必要と考えます。
A3. また、民生委員が把握していない高齢者情報は、救護する上で必要なものであり、個人情報云々というものにこだわっていては救える命が救えないのではと考えます。いずれにしても行政側からの支援体制も早急に充実させる必要があります。