6月の地域紹介
平成24年度 総会
取材:災ボラ 佐々木 安恵委員
5月26日(土)、「かるがも」3F 保土ケ谷区福祉保健活動拠点団体交流室にて、保土ケ谷区災害ボラアンティアネットワークの平成24年度総会を開きました。
鈴木代表の挨拶(本号表紙参照)から始まり、平成23年度活動報告、収支決算報告および監査報告が行われ、拍手多数で承認されました。引き続き平成24年度活動計画、収支予算案の審議に入り、下記の意見交換を経て可決承認されました。
また、役員の任期満了に伴う改選の結果、事務局提案の鈴木代表、飯島副代表、川名副代表および和田監事が再選されました。新役員の抱負の紹介に続き、事務局担当のほぼ全員が異動により変わりましたので自己紹介されました。
運営委員・事務局の集合写真
飯島副代表が各議題項目などをプロジェクタで表示し、東日本大震災の被災地の様子などの画像も映しました。
会場の様子
今年の総会で、活発で率直な意見交換がされたのは、平成24年5月までホームページに連載の「地域医療救護拠点」についてでした。その一部を紹介します。
・医療救護拠点の意味、活動がよくわからない
・医療救護拠点の訓練を実施してほしかった
・医療救護拠点を開設するときのことを学びたい
・トリアージという言葉の意味もしらなかった
・行政の説明、指導を要望
・区役所総務課が窓口となり現実の対応をして欲しい(現在は区福祉保健課の業務)
鈴木代表は上記意見を受けて、「地域防災拠点を、医療も含めた混合型の防災拠点 として見直すことも必要ではないか」という思いを述べました。
〜編集部会より〜
「地域医療救護拠点」8校の取材について、年度当初は訓練の様子の掲載を予定していましたが、取材を進めていくうちに、ここ数年は「地域防災拠点」としての訓練はしているが「医療救護拠点」としての訓練は実施していない拠点がほとんどであることを知りました。さらに、総会当日、上記のような意見を耳にし、編集部員一同、取材計画の甘さを反省するとともに、ひとつの問題提起ができたことに、ホ ームページ作成の意味をあらためて感じています。本来、総会では、大震災発災時に区災害ボラアンティアネットワークとして、ボランティアセンター立ち上げについての議論や日常的な減災についての普及啓発などの情報共有の意見交換がされることを望んでいました。一人でも多くの皆さんに情報提供ができるよう、今後も取材、制作に取り組みたいと思っています。