10月の地域紹介
くぬぎ台小学校地域防災拠点防災訓練
取材:災ボラ委員 佐々木安恵
9月30日(日)、くぬぎ台小学校を会場に、600人規模の防災訓練が行われました。毎年、特色ある大規模な訓練を実施している本地域防災拠点ですが、今年は「助け合い、 一品一食訓練」をメインテーマに避難所での1u体験シュミレーションなどを行いました。
災害発生時、避難所での自分のスペースをわずか1uと想定したとき、横になって体を伸ばして寝ることもできないことがわかります。見ず知らずの人たちと 隣りあわせで過ごす時間がどのようにたいへんなことか、容易に想像がつきます。
600人規模の防災訓練
避難所での一人/1u体験
日頃から隣り近所、地域の皆さんらと「顔の見える関係つくり」に務め、「分かち合うこころ」を育てている本地域防災拠点です。災害発生時などのいざという時の 連携協力体制がスムースに取れるのではないでしょうか。
また、訓練参加協力団体は、保土ヶ谷区役所、消防署、警察署、保土ヶ谷区災害ボランティアネットワーク、かながわ女性防災、NPO神奈川救助犬ネットワーク、 社会福祉協議会ほか。いわば、地域住民と行政各機関との「顔の見える関係」も構築できる訓練となっています。
FM放送局を開設し情報を発信し、FMラジオ持参の参加者は内容を受信できるのも特色のひとつです。
かながわ女性防災員による訓練
FM放送局を開設し情報発信
地域の皆さんへ
くぬぎ台小学校は、統廃合により来年、廃校になります。しかし、施設はそのまま残し、くぬぎ台小学校地域防災拠点として、平成25年度の運用が決っているので、
地域の皆さんの避難所としての機能を維持することができます。