11月の地域紹介
1.区民まつりにて啓発活動
取材:災ボラ委員 佐々木安恵
区災害ボランティアネットワークは、10月20日(土)県立保土ケ谷公園にて開催された「区民まつり」に参加出店しました。 運営委員と会員が協力して啓発活動を行いました。
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ブースに訪れた高校生たち
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区災ボラの主要メンバー
今年メインとなる活動は、「家族で避難場所を確認しあい、共通理解をもって、いざという時の再会などに役立ててもらう」という 目的をもって作成したマグネットシートを配布しました。早速、自分の家の家電に貼付して、家族間の情報共有に役立てている家庭もあるようです。
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家族で確認して冷蔵庫のドアに!
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鈴木和宏区長と鈴木方規代表が「地域防災拠点の地図」の前で談笑
マグネットシートは、自分の地域防災拠点を知っているかどうかを調査するアンケート用紙に貼付。出店ブース内に区の地図を設置し、 来場者が地域防災拠点を赤・青・緑・黄色のカラーシールを自分の避難所を確認しながら貼付けてもらいました。
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アンケート結果
アンケート総数323通の8割の方が「知っている」と答えられ、ホッとする一方、「知らない」と答えた方にご自分の避難所を覚えて頂くよう 祈っています。
「域防災拠点」と「広域避難場所」が同じだと思っている来場者が多くいました。大規模地震に備えて、今回のような情報確認の作業も随時必要なことだということに気がつきました。
- 地域防災拠点:
- 地震などの大規模災害発生時のために指定されている区内26の拠点小学校と8校の医療救護拠点
- 広域避難場所:
- 大規模火災が発生したときに避難場所に指定されている公園等
2.本陣フレンドシップ・デー
11月3日(祭)、保土ケ谷消防署本陣消防出張所で、第6回目の「本陣フレンドシップ・デー」が開催されました。 平成18年11月3日、保土ケ谷消防署が全国に先駆けて設置した青色の「かけこみ電話」。その記念とお出かけお迎え防災学習の一環として開催されたのが始まりでした。 今年は、元保土ケ谷消防署長であり、現在は我門塾防災アドバイザー、保土ケ谷災害ボランティアネットワーク運営委員として、日々忙しく過ごしている佐藤榮一さんを講師に「東日本大震災をふり返って 震度7の地震がきたら」というテーマの講演会が開かれました。
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講師の佐藤榮一さんと司会者
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講話に聴き入る皆様