4月の地域紹介
防災・減災パネル
東日本大震災発生から2年が過ぎました。この震災が私たちの生活を改めて考える契機となり、自分の身を自分で守ることの重要性から「防災」や「減災」が注目されるようになっています。そこで、東日本大震災から2年後の3月11日に「よこはま地震防災市民憲章」が制定されました。この憲章では「減災」をテーマに、地震への備え、災害時の対応、避難所生活時の周囲への配慮、日常生活からの自助・共助の重要性の四本柱で行動指針を作成しています。区災害ボランティアネットワーク(災ボラ)でも、「防災・減災」をテーマにパネルを作成しています。憲章の行動指針でもあったように地震への備えとして、家具の転倒防止について紹介しています。
我が家の転倒防止策
地震など、災害が起こったとき、箪笥などの転倒防止は、壁にしっかりL字金具を打ちつけたり、高価な和箪笥などは、箪笥の上部に幅広の板を置いて、その板と柱を固定します。
食器棚の中のものが落ちて壊れて、破片などでケガをしないように、棚の手前と奥に少し角度をつけて、さらに食器棚の扉が開かないように輪ゴムなどをハの字に掛けておきます。
これらのパネルは演出ではありません。災ボラの飯島副代表の自宅の様子です。講演会、研修会のおり、広く皆さんに知ってもらうために啓発展示をしています。保土ケ谷区役所と保土ケ谷消防署の向かいに位置する、通称「かるがも」の中にある、三階の社会福祉協議会の倉庫に、災ボラが作成したパネルを保管しています。貸し出しもしていますので、地域での防災訓練等で活用の場合は災ボラの事務局にお問い合わせください。(電話 045-341-9876)