本陣フレンドシップ・デー

取材:災ボラ委員 佐々木 安恵

 11月3日(日)、保土ケ谷消防署本陣消防出張所で今年7回目となる「本陣フレンドシップ・デー」が開催されました。7年前、地域の人たちに消防出張所を身近に感じてもらうことを目的とした「お出かけお迎え防災学習」の一環として、また、非常時にいつでも助けを求めることのできるようにと設置した「青色ボックス」のお披露目の日として始ったイベントです。

 10時、鈴木和宏保土ケ谷区長の挨拶、山崎滋実行委員長の開会宣言により、天候にも恵まれた防災・減災の一日がスタート。消防職員、消防団員、家庭防災員ら日頃から地域の防災・減災に関わっている人たちはもちろんのこと、周辺地域の各自治会、社会福祉協議会、民生児童委員、保健活動推進員、環境事業推進員、キャラバンメイト、犬のおまわりさん、岩崎地域ケアプラザほか、日頃の活動の紹介や啓発をしました。

消防音楽隊の演奏を聴く参加者
消防音楽隊の演奏を聴く参加者
初期消火を体験する子ども
初期消火を体験する子ども

また、午後は「区の歌合唱団」「瀬戸ヶ谷小学校マーチングバンド」「消防音楽隊」など、音楽のだしもので賑わいました。バザー、防災ヨーヨー、消防自動車前でのプリクラ、白バイ隊員による演技、防災折り紙、消防職員の「本陣ジャー」の芝居による初期消火訓練や心肺蘇生法も好評でした。

「本陣ジャー」による救急救命法
「本陣ジャー」による救急救命法
交通安全協会ブース
交通安全協会ブース

消防署と地域住民の協力で運営されるこのイベントに、あらためて、隣り近所との「顔の見える関係づくり」がたいせつと感じ、「11月3日は本陣消防出張所周辺地域の防災・減災の一日」が定着したと思える盛況なイベントでした。