希望の家防災訓練 報告
災ボラ運営委員 飯島一彦
平成26年1月13日(祝 快晴)9:30〜13:00 2013年度ほどがや希望の家防災訓練が実施され、希望の家スタッフ、メンバー、ボランティア、支援者、近隣住民の総勢38名参加しました。訓練の概要は避難訓練、間仕切り板組立、防災機器類操作、簡易トイレ組立、昼食の炊き出しを行いました。
主催者からの趣旨説明から始まり、自己紹介、ラジオ体操で身体をほぐし待つことしばし、地震発生のアラーム鳴動、防災頭巾をかぶり身を寄せ合いました。CDの擬音による家屋のきしみや破壊音が3分間続きました。その時いろんなことが頭をよぎりました。これが事実であったら・・・、家族の安否、仲間の無事、区災害ボランティアセンターの立ち上げ、まで瞑想していました。
スタッフの指示により、炊き出しグループを除く全員で帷子小学校まで避難訓練を行いました。訓練途中公園等の広場で、集合し都合3回も点呼を取り脱落者のいないことを確認しました。このことは避難訓練に限らず集団移動の原則として学びました。休日のせいか交通量も少なく、私語も少なく整然と避難場所まで到達し、別ルートで全員が無事に帰所することができました。
頭巾をかぶり地震のおさまるのを待つ
訓練の注意事項の伝達と点呼
避難訓練から戻り4つのグループに別れ、間仕切り板組立を担当しました。避難所のプライバシー保護の映像をテレビの報道で見たことはありますが、実物を手にしたのは初めてでした。5種の段ボール部材をマニュアルどおりに組み立てて四畳半の囲いを作りました。その時思ったのはあくまで訓練であってほしい・・・、現実の出来事にならないように日頃から、減災に取り組む大切さを感じました。
寒風の中を整然と避難訓練
四畳半のプライバシーが確保できました
最後にカレーライスを食べながら反省会をおこないました。発災時を想定して、行政や関連部署への現状報告など、他との連携を図ることも必要だと思いました。