南部地区連合自治会家庭防災員防災研修
平成26年9月7日(日)岩井町自治会館で、南部地区連合自治会家庭防災員(本号、今月の解説にて家庭防災員についての説明等記載)が60名の連合内家庭防災員を対象に研修会を開催しました。研修内容は「炊飯袋による炊き出し」と「横浜の大火」講演。
「炊飯袋による炊き出し」は岩井町自治会の家庭防災員黒田さんを進行役に、準備を重ねてきた当自治会の家庭防災員が指導。参加者は3人一組となって、ポリ袋に印刷されているラインまで米と水をいれ、袋内の空気をしっかり抜き輪ゴムでしばり、熱湯の鍋で25分間ゆでました。ふりかけをかけて試食しましたが、参加者からは「おいしい」との声が聞こえました。「災害時には、水道水が使えるとは限らない。ポリ袋の口をしっかり閉じれば、風呂の残り湯を使って茹でることもできる」という黒田さんの話が印象的でした。
炊飯袋による炊き出しを説明する黒田さん
☆紙コップの底を切り取り炊飯袋に装着。米の計量時、こぼれず簡単!
「横浜の大火」講演は、NPO法人元気な地域人の会副理事長であり、元保土ケ谷区長の金子宣治氏を講師に迎えました。横浜開港150年の歴史と横浜に起きた大火について、当時の貴重な写真をプロジェクターで映しだしながら話をすすめる、というわかりやすい講演でした。参加者のおよそ8割が「たいへん勉強になる講演だった」「興味深かった」とアンケートに答えていました。
他は、インフルエンザ・熱中症警報機、水搬送用ポリ袋、手動式ラジオライトなどの防災備蓄品の展示説明。保土ケ谷消防署本陣消防出張所消防隊員による講評など。充実した研修内容を実施することができました。
横浜の大火 講演様子
オレンジ袋は備蓄用品一人用テント