瀬戸ヶ谷町自治会防災訓練
11月30日、瀬戸ヶ谷町自治会では毎年11月に行っている防災訓練をこの日に実施しました。自治会館が建設中のため、「いっとき避難場所」となる隣接の瀬戸ヶ谷第二公園にブルーシートの屋根を張り、ブルーシートを敷いて仮設避難場所を作って野外訓練としました。参加者110名。
- 9:00
- @準備
・家庭防災員運営委員集合炊き出し準備開始。
・男性理事が薪で火起こし。
・水道が止まっていると想定しペットボトルの水を使い、ひもかわうどんを寸胴鍋で煮込む。 - 9:45
- A会場設営
・家庭防災員集合、ブルーシートで木々にロープを渡して屋根を作る。
会場設営
仮設避難場所
- 10:00
- B一般避難者参集
・白紙に「避難者カード記載事項」を思い出しながら記載してもらうことにしました。今まで数年間、記載してきたが、白紙を渡されると何を書いていたのか覚えていない人が多かった。
・名前、住所、班名、緊急連絡先、避難所で自分にできるボランティア、持病は必ず書くことを確認しました。 - 10:20
- C班別活動
・食料班、救護班、災害弱者見守り隊、情報管理班、のなかで自分のできるボランティアを選びそれぞれのグループが本日の避難所でするべきことを話し合いました。
・環境事業推進員が「傘と円形の植木用台」で簡易トイレを作り展示しました。
・参加の子どもたちには、防災講話を実施しました。
・この日は10時30分から自治会が「ちびっ子焼き芋大会」を企画しましたが、防災訓練と連携し、子どもも訓練に参加しました。終了後、配給品に見立てた焼き芋を配布しました。 - 10:45
- Dグループ発表
・参加者の感想発表
大人:お天気もよく、よい訓練だった。
子どもたちも参加の訓練ができてよかった。今後は車椅子利用の方とか災害時に弱者となる方たちの参加も募ってほしい。
自治会館が建設途中で、野外訓練となったが、良い機会だったと思う。
非常食の鍋にペットボトルの水を使用していたが、公園の水道水でよいのではないか。→ライフラインが止まり水道を使用できない状況を設定の訓練であった。
子ども:(小学生、幼稚園児の中から小学生2名に災害時のリーダーを依頼)
避難場所では一人で行動しない・保護者とはぐれた場合には子どもたちは皆一か所に集まり、避難場所で過ごす。困ったことがあったら「瀬戸ヶ谷町自治会」と記載の「緑のユニフォーム」を着ている大人を頼る、など、初めて聞いたことが勉強になった。
- 11:00
- 保土ケ谷消防署本陣消防出張所 山崎登出張所長の総括
- 11:05
- 配給開始
・一列に並ぶ
・災害弱者となる人への心配り
・ゴミの分別
・焼き芋配給 - 11:30
- 終了
救護班発表風景
配給風景
避難場所を野外と想定した訓練は自治会館が建設中のためそのように企画しましたが、ブルーシートで「座敷」、木々にロープを渡した「屋根」を作り、また、釜戸、キャンプ用のコンロも薪で火を起こすなど、野外ならではの仮設避難場所で訓練ができて有益だったと思います。簡易仮設トイレの設置により臨場感がでたと思います。今後も子どもからご高齢の方々まで、広い年代に亘る訓練を実施していきたいと考えています。