市災ボラ訓練に参加して
昨年8月号の地域訪問記にて「横浜災害ボランティアネットワーク会議では、市内を4つのブロックに分けて、災害時に助け合おうという試みを実施しています……保土ケ谷区はCブロック。保土ケ谷、旭、瀬谷、泉で構成している相鉄線沿線のグループ……」という内容の記事を「隣接する区が助け合うことができたら素晴らしいこと」という本ホームページ編集委員の感想とともに掲載いたしました。
この4ブロックの災害図上シミュレーション訓練が昨年12月20日(土)横浜市健康福祉総合センター8階、大会議室にて行われました。
訓練の様子
災害図上シミュレーション
横浜市の地震被害想定の概要について横浜市総務局危機管理室職員から説明ののち、発災後の4ブロック内の各区が、あるいは4ブロック間がどのように助け合うことができるかを討議しました。
(1)各区ボランティアセンター立ち上げ
(2)他区ボランティアセンター立ち上げ支援検討
(3)各区ボランティアセンター開設状況について
など、センター立ち上げを進めて、助け合おうという訓練内容でした。
保土ケ谷区からは、区災害ボランティアネットワーク(以後、区災ボラ)の運営委員2名が参加し、今後の課題として気付いたことがあります。
保土ケ谷区役所・社会福祉協議会・区災ボラでは、三者協定を発効し、区ボラセン立ち上げマニュアルを審議中です。今後さらに検討を重ね、実践に対応できるようにしていくことが必要だと思いますが、現在のところ平常時に机上で想定する最少限必要な立ち上げにかかわれる人数は下記の通りです。
A ボランティア希望者の受付と登録担当 2名
ボランティア派遣担当 2名
受け入れとニーズの派遣のコーディネート担当 2名
B 情報送受信(市・他区間)担当 2名
C 活動者支援(支援地域の地理など情報を知っている人 多数)
多方面に渡りスキルを持っている区災ボラ運営委員が、発災時に目の前に展開する事務処理、事象に追われるばかりではなく、スキルを生かした本来の任務を遂行できるよう、また、「被災した人も皆がボランティアとして助け合って災害を乗り越える」ために、センター運営に力を貸してくださる星川駅周辺の方、あるいは参集可能な方がいると助かります。