瀬戸ヶ谷町自治会の地域性と家庭防災員
瀬戸ヶ谷町自治会地域は、JR保土ケ谷駅東口から国道を保土ケ谷橋交差点方面に向かい徒歩5分。交差点に面する三叉路の真ん中、一車線の道を入った両脇、さらには左の山の上を上がり南区に隣接する地域の890世帯ほどが居住しています。急傾斜、崖などがあり、起伏の激しい階段を道として利用しているところもあります。70歳以上の方が300人ほどいらっしゃるので、災害時に、地域防災拠点の岩崎小学校、瀬戸ヶ谷小学校に避難するのが難しい災害時要援護者となる弱者の方が多い地域とも言えると思います。
瀬戸ヶ谷町自治会の家庭防災部員は、毎年5月の顔合わせからはじまり、3月15日の反省会まで、防災訓練、すいとんの会、本陣フレンドシップ・デー、他の活動など行事を企画・実施しています。
本陣フレンドシップ・デーにて発表風景
自治会防災訓練仮設避難所風景
家庭防災員は、自分のことは自分で守り、そして家族、さらには地域と連携して地域を守る、という基本的な考え方をたいせつにしながら活動しています。なかでも、地域と連携するためには、地域の人の顔を知って、日頃から顔の見える関係を作っていくことがたいせつと感じ、昨年12月には、消防職員、民生児童委員と3人一組となって、災害時に要援護者となるかもしれないご高齢の皆さんのお住まいを訪問し、住宅用火災警報器の啓発などを実施しました。
自治会内の消火栓マップ作成
昭和40年代委嘱の家庭防災員も現役
この度、自治会館が新築されたことを機会に、自治会館のいっとき避難場所としての機能充実をはかりました。1階には、災害時の男子更衣室となる収納庫、2階には災害本部となる部屋、女子優先の授乳室などの機能を持たせた部屋を作りました。