講演:川島第六町内会
平成28年3月12日(土)川島第六町内会より、町内会組織としての防災対策の取り組みについての講演依頼を受け、区災害ボランティアネットワーク(以下、区災ボラ)鈴木方規代表が町内会館に出向き、「自助・共助・普段から揃えておくべきもの」のタイトルで防災講演を行いました。
鈴木代表は、保土ケ谷区内への防災・減災啓発活動として「顔の見える関係つくり」の提唱を広く進め、「緑と黄色の支えあいバンダナ」の活用、「1品1食運動」の文言含めた発案・実践などの活動をしていますが、くぬぎ台団地自治会長として自主防災活動にも力を注ぎ、昭和57年から自治会活動に参加、翌年自治会長に就任してから今日まで、住民総ぐるみの防犯・防災活動に取り組んでいます。
講演当日は、地域防災の手本となる下記の活動の様子や組織図をパワーポイントで画像化し、それらの実践の解説という講演だったので、参加者の方々もわかりやすく内容を受け止めることができたと思います。
・夜間防犯パトロール
・区民救急隊の結成
・防災ウォーク
・自主防災計画の策定
・防災訪問聞き取りアンケート用紙作成
・災害・事故連絡カード作成
講演終了後の質疑応答の時間には「自治会の未加入世帯を加入に導くためにはどうしたらよいか」といった、現在多くの各自治会町内会で抱えている課題への質問もありました。「自治会斡旋物を配布しない」「自治会と非会員との差別化を考えてもよいのではないか」など、長年携わっている自治会長としての体験から出る鈴木代表の答え、対応に、参加者からは「自治会の抱える問題まで話が聞けるとは思っていなかった。情報交換という意味からもよい講演会だった」との声が上がっていました。
代表講演風景1
代表講演風景2