バンダナ啓発と講師派遣事業
1.保土ケ谷小学校地域防災拠点訓練
平成28年10月2日(日)災害ボランティアネットワークのピンクのビブス、ヘルメット、ネームプレートを着用し、バンダナの啓発について1グループ5分ほどの説明を5回繰り返しました。以下、主な内容です。
・各地域防災拠点避難場所には保土ケ谷区役所より配布されたコミュニケーションボードと黄色・緑色のバンダナが受付に用意されていました。
・黄色のバンダナは「支援してほしい」、緑色のバンダナは「支援できる」という サインです。
・外国籍の方や体の不自由な方など災害弱者となりうる皆さんが黄色のバンダナを身に着けることによって、支援したいと考えている方が声掛けしやすくなります。
・避難してきた全員が、自分のできることで協力しあい、互いにボランティア意識をもって共に生活していくことが必要です。
床の線は災害時生活スペース(1×2m)
バンダナ説明風景
上記の他に避難場所では
(1) 持ち物、配給品に記名して自己管理しましょう。
(2) 素足や底の薄い履物では冬場は寒く、踏み抜きに注意しましょう。
(3) 汚れていないレジ袋を被せることで外履きを屋内でも利用できます。
(4) 履物が脱げないように輪ゴムで足首を止めましょう。等の話を聞いて頂きました。
保土ケ谷小学校地域防災拠点避難場所の清水委員長の「訓練とはいっても、真剣にとり組んでいかなくてはならない」という言葉が印象的でした。
2.講師派遣事業 〜グランドメゾン自治会〜
平成28年10月22日(土)10:00〜12:00、グランドメゾン自治会から保土ケ谷区(総務課)に防災講師派遣の申し込みがあり、依頼を受けた災害ボランティアネットワーク鈴木代表と佐々木副代表が自治会の防災訓練に出向きました。グランドメゾン自治会は南区とほど近い保土ケ谷区の南側の傾斜地を生かした13階建て206世帯のマンションです。1階のエントランスはガラス張りで高級感があります。住人の方は「地震などの災害時には飛散して危険が伴うことが予想される場所でもある」と話していました。
鈴木代表の講演風景
備蓄品の紹介をする自治会役員
この日は講演に先立って森川会長がマンションの防災組織等について40名ほどの参加者に説明し、その後、同じ南部連合の瀬戸ヶ谷町自治会家庭防災部の活動を佐々木副代表が20分ほど紹介しました。続いて役員の女性陣により、マンションの備蓄品である米の炊き出しセットパックの取り扱い実技、参加者の扱い体験が行われました。
鈴木代表からは、持参の非常用持ち出しバックの中身の説明や、今回の講師派遣依頼の目的となる「マンションとして取り組むべき防災活動」について、くぬぎ台団地の自主防災組織として積み重ねてきた実績をパワーポイントによる画像を用いながら1時間ほど紹介しました。
参加者からは、「実際に行っていることの紹介だったので参考になった」との感想をいただきました。