「ローリングストックBOX」横浜発

平成29年1月8日(日)横浜市中区の赤レンガ倉庫などで、横浜消防出初式が挙行されました。約6万5,000人が参加したそうです。大規模地震発生想定の訓練、航空隊、消防団によるデモンストレーション、一般参加者による体験オーナーなど防災・減災の知識を学ぶ新年の恒例行事。毎年、多くの市民が楽しみにしている新年の行事だと思います。
さて、私が今年のこの日に注目したのは、横浜市消防局×横浜ウォーカー×崎陽軒による共同事業として、レトルトカレーの「ローリングストックBOX」の初日販売であったということです。上記の出初式ではもちろんのこと、崎陽軒の市内各販売店で先着3,000食の販売実施と新聞の朝刊記事で知り、早速最寄りの販売店に出向いたところ手に入りました。

レトルトカレーの「ローリングストックBOX」
レトルトカレーの「ローリングストックBOX」

写真をご覧いただければ一目瞭然、横浜消防特別高度救助部隊の図柄のBOXに1人前3袋が収まっています。賞味期限が切れる前に食べて、そして次を補充してこのBOXに収納しておけば常に非常食の備蓄ができ、わかりやすいというもの。防災・減災を子どものころから日常として捉えていくためには、平常時を緊急時に結びつけるこうした発想は必要だと感じました。

ローリングストック法
「備える→日常で使う→使った分だけ買い足す」この方法を循環させて常に賞味期限内の備蓄品の備えを続けるという方法です。
 ・備蓄品の古いものから使いましょう。
 ・使った分は必ず補充しましょう。
ローリングストック法は食料だけに限りません。飲料水、カセットボンベ、乾電池、他、災害時の備蓄品として必要と思われるすべてについてあてはめることができます。