見守り家庭訪問 瀬戸ヶ谷町自治会家庭防災部
平成29年12月1日〜12日まで、自治会内にお住まいで災害時に支援を求めることをあらかじめ示してくださっている皆さんの家庭訪問を実施しました。
平成26年より毎年、家庭防災員、民生委員が保土ケ谷消防署の職員さんと3人一組となりこの時期に実施しています。というのは、災害時のみを想定しているのではなく、減災・防災を意識し、@住宅用火災警報器の設置、A電池交換、B機器本体の交換などの啓発も活動の目的としているため、暖房器具の使用を始める時期を好機と考えているからです。今年は、60名ほどの皆さんが対象でした。
訪問を受けた方々からは、「家庭訪問はありがたい」「この時期ではなくもっと早い時期にできないか」「災害時の見守りと火災警報器の啓発を一緒にしなくてもよいのでは」ほかのご意見をいただきました。
15日には、家庭訪問に参加した11名の自治会員と保土ケ谷消防署本陣消防所の駒崎所長による活動のまとめ、反省会を行いました。「つい先日までは元気でご自宅にいらした方が体調を崩して入院していたり、施設に入所なさったり。家庭訪問をしないとつかめないことがある。平常時から正しい情報を共有していないと、災害時に混乱を招くことにつながるので、家庭訪問は大事だ」「住宅用火災警報器は減災につながる機器なので次年度も啓発を続ける」という考え方が共通の意見として出されました。
また、今年は防犯パトロールのメンバーも見守りに参加し、自治会内の消火栓、狭隘道路の位置確認を同時に行いました。
瀬戸ヶ谷町自治会は、保土ケ谷橋の交差点から戸塚方面に向かう国道一号線を1本内側に入った帷子川沿いより南区との境界線に向かう、丘の上までの高低差のある自治会です。思わぬ小径の抜け道、人ひとりが通れるくらいの階段が続いていたりという立地もあるため、消火栓や狭隘道路の位置を知ることは減災に役立つことです。
初日当番他:自治会館にて打ち合わせ
保土ケ谷消防署宮代署長も出席
出発:途中から各訪問先へ
3人1組で分かれて歩く