2007年1月〜6月分
参考までに、マークをつけてみました。馬の話題:音楽の話題:古典芸能・文学の話題:
帆船の話題:「指輪物語」及びPJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング」の話題:'07年6月25日(月) 馬旅行先日NHKの番組で、木曽開田村をやっていました。30数年前の取材と現在を合わせた番組になっていました。現在いる木曽馬の戻し交配のための種馬になった、第三春山号の生前の映像もありました。ちょっと、感動。開田村に行って木曽馬に乗ったのは、ついこの前のような気がしますが、なんと1999年だったんですね。このごろ、時間がたつのが本当に早いです。
昨年11月の阿蘇の外乗のの写真を、「馬と旅行」にやっとこさアップしました。良かったらご覧ください。このページも、実に3年ぶりの更新でした。
そして、今頃きがついたんですが、馬の映画のページに「ヒダルゴ」も載せてなかったんですね、本当にサボってばかりですみません。あの映画、2004年だったのよね。近いうちに映画のページも更新したいです。
'07年6月21日(木) 爽快
久し振りに馬に乗りに行きました。このごろサボり癖がついていけません。
梅雨入り宣言のあとずっと晴天が続いています。今日も良いお天気、日差しが強いけど湿度が低く、風がさわやかでちょうど良い具合に吹いてくれるので、外で乗っても暑過ぎず気持ちよかったです。駆歩をすると風が耳元で鳴るので、実際よりも早く感じるんですね、モンゴルで草原を走ったときのようです。いつもの栗毛くんも元気で、気持ちよく駆歩をしてくれました。技術的なことはともあれ、お馬が気持ちよく走ると、乗り手も楽ちんで楽しいんです。やっぱり、お馬は乗るのが楽しいですね。'07年6月20日(水) 映画「プレステージ」
日本で宣伝が始まる前から楽しみにしていた映画です。なにしろ、ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが主役で、脇にマイケル・ケインですから。それから、見ていて気がついたのが、アンディ・サーキス、エンドロールで気がついたのが、デビッド・ボウイ。いや〜、ボウイさんはわかりませんでした。年取ったねえ。女の子は、スカーレット・ヨハンソンなどが出ています。キャストがなかなか良いでしょ。物語りも、面白かったです。19世紀の終わり頃、英国のふたりのマジシャンの物語。片や舞台栄えするエンターテイナー、片や地味な天才肌、でも、難しい。思ったよりダークな感じで、取り憑かれた人々の話なのね。ラストシーンから始まり、複雑な回想シーンで構成されているので、今がいつの時点のシーンか考えるのも大変で、おまけに、ずっと騙し騙されしているし、観客も騙されているので、気を抜く暇もありません。でも、キャラクターに個性があって、見分けがつくので人物が誰だったかわからなくなることはないので、その点は上手い作りです。そしてそれもまたトリックなのですが。見終わっても、一生懸命考えないと落ちもあっけに取られてた状態。エンドロールでも席を立つ人が少なかったのは、トリックを考え続けていたためかもしれません。どなたにでもというものではありませんが、私はとっても面白かったです。ヒュー・ジャックマンはやっぱり舞台の人ね。かっこよかったです。
さて、時代的にお馬が出てきます。街の交通には馬車が使われています。ただし、背景として存在するだけで、特に目立ったお馬のシーンはありません。大きなマジックの道具を運ぶ荷車を引いているのは、耳が長かったので騾馬(ラバ)だったかもしれません。
'07年6月14日(木) おなかいっぱい
今日は、仕事のあと乗馬の友達と会って、3人でお食事。横浜のビュッフェ式のお店で、限界までお腹いっぱい食べてしまいました。野菜が沢山なところがうれしかったです。甘いものも沢山あって、欲張りなので、全部食べて見くなっちゃうのよね。
いつもどおり、お馬の話、写真の話、ガーデニングの話やらで、楽しくすごしました。'07年6月13日(水) 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 3」
とにかく長い、長すぎる。見終わった感想が「長かったね〜」というのは、もうやめにしてほしい。前作よりは、蛸は少な目だったけど、いらないシーンが多すぎです。台詞やら、設定やら、面白いところもあるし、終盤良いシーンもあったのだけど、間に入る長すぎる余計なシーンが多くて味わう余裕はないのでした。もったいない。30分くらい削って、DVDに入れるとかしたほうがよかったんでわ? または、短縮版のDVDを発売するとか(笑)
とはいえ、この映画、デイヴィー・ジョーンズやら、フライング・ダッチマンだけでなく、いろいろな海に関する言葉遊びが隠れているようで、英語の知識があって聞き取れたら、面白いんだろうなあと思いました。グリーン・フラッシュは、世界の不思議な現象というような記事で読んだことがあります。写真には写せないとあったので、一度見てみたいものだと思っていたのだけど、実際もあんなふうなのかしら?
今日は高校時代からの友達4人で見に行って、映画のあとは新宿高島屋の上にある京料理「美先」でお食事、窓からの眺めが綺麗で、お食事も美味しかったです。話題は、高校時代の話や、出版業界の話や、アニメやドラマや同人の話や、いろいろで楽しかったです。
'07年6月12日(火) 小説「天使と悪魔」
「ダ・ヴィンチ・コード」の前作にあたる、ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」を読みました。ダヴィンチにまして、グロテスクな殺人はちょっとやりすぎではないかと思うのですが、今のアメリカの推理物ってこういうものなのでしょうか?展開も、テレビドラマのように、たたみ込むように進むのが、「24」みたいな感じ。そういえば、ダヴィンチの方を「24」でやろうという話もあったとか。
この本でも、ダヴィンチの方でも思ったのですが、歴史学とか象徴学の権威とか、知識と教養のある人物があまりにも簡単な事を知らなくて、読者としてガクッと来るところが時々あるのですが、巻末の解説の人が面白いことを書いていました。引用『「暗号の専門家ならそのくらいもっと早く気づくべきだろう」と言いたくなる箇所もあるが、想定読者の平均水準を考慮した結果であろう』。なんだか、とっても納得してしまいました。さらに穿って考えれば、そんなこと知っているわとか、読んでいるほうが先に気がついたわ、と思わせるように書いてあるのかもしれませんね。ともあれ、ペーパーバックの大衆小説らしい作品という印象でした。
主人公のラングドンは、さらに、スーパーマン的活躍なので、トム・ハンクスとはイメージがどんどん離れて行く気がするんですけど、これも映画になるんですよね。'07年6月10日(日) ナダル優勝、三連覇おめでとう!
ローラン・ギャロスの全仏オープンテニスが終わりました。女子はエナンが貫禄の優勝。男子は私の好きなナダルが三連覇。彼は全仏初出場で優勝してから三年連続の優勝なんです。凄いですね。特に今回は、決勝戦の相手が世界ランク一位のフェデラーで、4大大会で唯一この大会だけは勝っていないとあって、応援はほとんどがフェデラーより。フェデラーのいいショットにはものすごい拍手が起こり、ナダルのちょっとした動作にブーイングという、ひどい環境での優勝でした。この大会の前半で、フランスの新聞が「ナダルのプレーはつまらない」というような、大きな記事を出したようで(ひどい話です)そんなことも影響しているのでしょうか、いくら得意のコートだといっても、世界一の選手相手に良い試合をしていたら称えられてしかるべきなのに。私は、彼のテニスは安定していて上手くて、さらに見ていて楽しいので大好きです。
とはいえ、今日のフェデラーは不調で、いつものナダル戦はもっと盛り上がって手に汗握る接戦になるのに、今回はナダルの圧勝だったので、観客を判官びいきにしてしまったのかもしれません。フェデラー本人も、去年の試合のほうが良かったといっていました。次は全米、そしてウィンブルドンが控えています。ナダルも得意のクレーコートだけでなく、他のグランドスラムでも、ぜひ優勝して欲しいと思いました。
表彰式には、クエルテンが来ていました。彼も連覇ではないけれど、三回優勝している選手です。ちょうど私がよくパリに旅行に行っていた頃でした。ローラン・ギャロスの道を隔てて隣にあるオートゥイユ競馬場で彼の試合の歓声を聞いていたのでした(笑)初々しくて、可愛かったものです。スピーチでは、またここに選手として戻りたいと言っていました。本当に彼のプレイが見られるといいですね。
'07年6月5日(火) ロシア・ナショナル管弦楽団演奏会
ミハイル・プレトニョフ指揮のロシア・ナショナル管弦楽団の演奏会に行きました。シベリウスのフィンランディア、バイオリン協奏曲、チャイコフスキーの5番でした。なんだかとってもアップテンポで、知らない曲のような感じでした。このごろほとんどチョンさんしか聞かないので、他の指揮者の人は新鮮で面白いです。
バイオリンは、大進君。3階席だったのですが、ガルネリのバイオリンの音がよく響いていい音でした。やっぱり、予想より早いテンポでした。アンコールで何か小曲を弾いてくれないかと思ったのですが、それはなしでした。残念。
ここのところ、ドイツ、フランス、そしてロシアのオケを聞きましたが、やはりそれぞれ基本的な音色というのがあるようですね。ドイツの堅実さ、フランスの煌びやかさ、ロシアはずっしりとした感じでしょうか、軽快な指揮なんですが、重量感を感じる演奏がまた面白かったです。
アンコールは、眠りの森の美女のワルツとライモンダのワルツでした。
今回、日本縦断ツアーらしく長丁場で、楽団の皆さん少しお疲れのようでした。'07年5月31日(木) 雷雨
朝は洗濯物が良く乾く晴天だったのに、午後からにわかにかき曇り、ばりばりピカピカと雷が轟き大粒の雨が降り出し。普通は降り出したら雷は落ち着くのに、雷もずっとなり続けていました。おかげで、パソコンを立ち上げられず、テレビと本を読んですごしました。どちらにしろ、眼精疲労になるのは変わらず、困ったものです。
'07年5月27日(日) スポーツTV観戦三昧
お相撲は白鵬が堂々の全勝優勝。いよいよ横綱ですね。皆が待ち望んだ横綱二人になりました。今場所は、朝青龍が後半失速してしまったのが残念でしたが、千秋楽での結びの一番は、大変見ごたえのある手に汗握る一番でした。来場所以降が楽しみです。
競馬は日本ダービー。話題の牝馬(ひんば)ウォッカちゃんが、なんとも豪快な勝利。新聞によると最後のラップはあの、ディープインパクトを凌ぐタイムだったとか。牝馬の出走自体がめずらしいのですが、優勝はなんと64年ぶりだそうです。さらに、彼女のお父さんもダービーに勝っているので、父娘の優勝は史上初。素晴らしい快挙ですね。映像をみると、とても落ち着いたお嬢さんのようで、大歓声もものともせず堂々とした凱旋でした。凱旋門賞に登録してあるそうですので、また盛り上がりそうですね。どうか無事に走ってほしいものです。
お相撲夏場所が終わると、その日からテニスの全仏オープンが始まるのですが、今回は雨のスタート。テレビ中継はあきらめました。
ところがフジテレビで、F1の放送をしていました。録画だったようですが、見始めたら目が離せず、最後まで見てしまいました。今回は2位でしたが、新人のハミルトンというドライバーが活躍しているそうですね。22歳といえば、白鵬と同じ年だわ。舞台はモナコ。本当に街中なのですね。海が見えたり、ガードレールすれすれだったりで、サーキットとはまったく違う雰囲気。これを考え出した人は凄いとおもってしまいました。もちろん、ドライバー達も緊張感がさらに強そうで大変そうですね。もちろんそれが楽しみでもあるのでしょうけれど。面白かったです。
'07年5月23日(水) お相撲とフラメンコ
お相撲とフラメンコ、あまり関係ないですが、どちらもトラディショナルな感じでいいのではと(笑)
フラメンコを習っているお友達が、スペインレストランのショーに出演するので見に行きました。とても素敵なパフォーマンスでした。観客からとても近く、強いライトがあたるステージで、堂々と踊る姿はさすが。先生や他のダンサーの人たちのダンスも素晴らしく、スペイン語の掛け声もかかったり、会場の雰囲気も盛り上がってとても楽しかったです。カンテと呼ばれる歌とギターも良くて、それだけでも聴き応えがありました。お料理も美味しかったし。
都内に出るついでに、お相撲も見てきました。遅めに行ったので国技館に着いたら、今日も勝った把瑠都(ばると)が帰るところでお客さんに囲まれていました。中にはいると、ちょうど北桜の取り組みに間に合いました。負けてしまって残念でしたが。中入り後も盛り上がる取り組みばかりでとても楽しかったです。同体取り直しが2番もあったし。2階席で見ていたのですが、平日なので空いていてまた良い感じでした。やっぱり、生はいいです。
'07年5月22日(火) 馬と帆船
カティーサークは、あの船首像や舵輪なども取り外してあったようで、調査結果によっては再建も出来るかも知れないとか。でも、まだわからないようです。
彼女に特に思い入れがあるのは、姿が美しいだけでなく、船首像の「カティーサーク」が馬の尻尾を握っているというのもあるんです。この船名はスコットランドの伝説に由来します。タム・オ・シャンターという男の人が夜中に馬に乗って森を通りかかり、魔女(妖精?)達が下着姿でダンスをしているところを見てしまいます。怒った彼女に追いかけられ、馬を駆って必死に逃げます。魔女はものすごい速さで走って追いかけて来て、馬の尻尾をつかみますが、尻尾の毛をとられながらもタムと馬は何とか助かった、というお話。「カティーサーク」とは、女性の下着のシュミーズの意味だそうです。
帆船「カティーサーク」は、中国からお茶を運ぶ船で、非常に速い船でした。当時すでに蒸気エンジンを持つ船もありましたが、それを追い越して航ったそうです。
できれば、再建でも良いから、その姿をまた見たいものです。'07年5月21日(月) 「カティーサーク」の悲劇
信じられないことに、カティーサークが火事で燃えてしまったそうです。ニュースによると、ほとんど全焼とか。本当に悪夢としか言いようがないです。いつかは彼女に会いに行こうと思っていたのに。
不幸中の幸いとしては、マストやボートがはずしてあったということですが、それにしても、船体が焼けてしまっては…ショックで何も手につきません。'07年5月15日(火) 名調教師
NHKの「プロフェッショナル」は、藤澤和雄調教師でした。競馬好きな人にはあまりにも有名ですが、乗馬の人はご存知ない方もいらっしゃるかな。馬に対して苦しい調教をしない、けれども勝ち馬を多く出している、大変優秀な調教師さんです。私も以前「競走馬私論 馬はいつ走る気になるか」という本を読んで、大変感動したものです。「馬の本」にも紹介してあります。
今回、番組を見て彼が馬のことを「あの子は…」と話すのがとても好感が持てました。「一勝より一生」という言葉も印象的でした。無理をして今勝つより、将来を見据えた調教とスケジュールを組むことを大切にしているとか。番組では調教師の馬に対する仕事にしか触れていませんでしたが、馬主さんの話なども聞けたら面白いと思いながら見ていました。
'07年5月13日(日) 「咸臨丸フェスティバル2007」
浦賀港に行ってきました。お天気はうす曇で真っ青な空ではなかったものの、3隻の帆船が帆を広げた姿は圧巻でした。詳しくは、飛魚亭の「咸臨丸フェスティバル2007」に写真入りで書きましたので、良かったらご覧ください。
'07年5月9日(水) 映画「スパイダーマン3」
「ファンタスティックフォー」の続編の予告編をもうやっていました。ヨアン君の映画なら「アメイジンググレイス」のほうが見たいんですが、どこかでやってくれるかなあ。
「スパイダーマン3」は、面白かったけどかなり強引な展開でしたね。敵が三人も出てきては大変。ともあれ、アメコミらしい楽しい映画ではありました。
'07年5月8日(火) 春の祭典
昨日より、値段は安いけどよく聞こえる席でした。さらにすばらしい音楽を堪能しました。
「春の祭典」はむしろ嫌いな曲だったのですが、それは、バレエと一緒に見たからかも。音楽だけ聴くと、それもチョンさんとフランス放送響の演奏だと、とても素晴らしい曲で、初めて聴くような感動を覚えました。ダイナミックで色彩感のある、管楽器の響きの綺麗な演奏でした。前半の「ダフニスとクロエ」も夢の様に美しい音楽でした。具体的に画面が目に浮かぶのではないけれど、絵画を聴いているような感じ。
アンコールは、「春の祭典」の興奮冷めやらぬままに、もう一度「春の祭典」から短い曲をひとつ、そして2曲目は恒例の「カルメン」。昨日よりさらにアップテンポな感じの盛り上がった演奏でした。多分楽団の人たちも気持ち良く演奏していたのではないでしょうか。最後の数小節は、マエストロは指揮台から降りて一歩楽団の中にはいり、オケ(コンマス)に任せて曲を終わらせるという、粋なことをなさっていました。
とても素晴らしい幸せな2日間でした。'07年5月7日(月) ラジオフランス
待ちに待ったチョンさんとフランス放送響のコンサートです。すばらしい演奏でした。特に、私の好きなベルリオーズの「幻想交響曲」はすばらしかったです。先日のドレスデンとはちがって、明るい色彩感のある演奏でした。本当に、国によってこうもちがうもなのですね。演奏は、クライマックスに向かって、これでもかと盛り上がるところが、またチョンさんの良いところ。う〜ん、すばらしい。そして、いつものように鳴り止まない拍手で、一度引っ込んだ楽団の皆さんを引き連れてマエストロは舞台に戻って、皆で礼をしてくれました。
今回は、あまりに感動したので、また楽屋までおじゃましてしまいました。マエストロはお疲れなのに、とてもにこやかに話しかけてくださり、写真まで撮らせて頂きました。肩に手をかけてもらっちゃったし☆ こんなにすばらしい演奏が聴けて、マエストロにもお目にかかれてわたしは幸せです。ありがとうございました。そういえば、初めてマエストロの演奏会に行った時も、一緒に写真をとってもらったのでした。あの時は楽屋口に出待ちの人が大勢並んでいて、急遽サイン会のようになったのでした。2000年の2月のことでした。懐かしいなあ。あの頃は、よく出待ちをしたものです。
ところで、今日のパーカッションには、私の好きなテニスのナダルに似た可愛い青年がいました。マエストロを見ていると真ん中にいる彼もちょうど目に入るのですね。どっちを見たら良いのか迷っちゃいましたよ(笑)眼福眼福。帰り道にその話をしたら、Jさんが、もうひとりパーカッションに、サッカーのジダンに似た人がいたよねって(笑)コンマスも足の長いかっこいい(もちろんバイオリンも素晴らしかったです)人でしたし、さすがフランスよね、と別のところでも楽しませていただきました。
明日は「ダフニスとクロエ」です。わくわくわく☆'07年5月3日(木) 馬事公苑ホースショー
昨年に続き、今年も見に行くことができました。お天気も良く、人出もちょうどいい感じで、賑やかで楽しかったです。
この催しは、5月3〜5日にわたって行われ、各種の障害飛越競技の合間に、いろいろな馬のアトラクションをやってくれるのがとても楽しいのです。今回は、馬の種類の紹介、アンダルシアンホースの演技、フリーダムホース、ポニー競馬でした。馬の種類の紹介では、騎手の乗った状態または引き馬で埒沿いに歩いてきてくれて、お客さんは埒の外からお馬にさわれます。騎手の人に質問したりもできます。今回初めて、女性用の横鞍のスカートを間近で見ることが出来ました。足がどのように鞍と鐙にかかっているかも、見せてくれて大サービスでした。
アンダルシアンの演技も正面の位置からじっくり見ることができました。とても鬣が長くて形の綺麗なお馬です。騎手の人の衣装も華やか。お辞儀やお座りまでできちゃう賢いお馬たちでした。
フリーダムホースは白いポニーちゃんで、トレーナーのお兄さんも白いファンタジーの登場人物のような衣装でした。鞍も手綱もつけないお馬に乗ったり、追いかけっこをしたり、楽しい演技でした。鬣に白くて長いつけ毛をしているのは、お兄さんが馬の上に立って乗る時につかまるためなのですが、おしゃれでかわいかったです。写真もいろいろ撮りましたので、上手く取れていたらアップします。それにしても、今もっているカメラはフラッシュをたかないようにするのがとても面倒なのです。そこで帰り道に、カメラ屋さんによって、いいのがないか見に行ったのはいいのですが、その場でコンパクトのデジカメを買ってしまうとは、予想外の展開でした。説明書が厚くて覚えるのがたいへんそう。
'07年4月29日(日) 帆船オフ
毎年4月29日の日本丸(にっぽんまる)の総帆展帆(そうはんてんぱん)で、それにあわせてのオフ会でした。今日は、大きな船体の総ての帆を広げただけでなく、昭和の日ということもあり、マストには日の丸、そして満船飾(まんせんしょく)という、とてもはなやかに着飾った美女ぶりで、よく晴れた青い空にその姿がとても映えていました。満船飾というのは、信号に使う旗をつなげて船の一番前の部分からマストの上を通過して後ろまで飾るものです。旗の並べ方はアトランダムですが、危険や救助要請のような意味の旗や並べ方は避けてあるそうです。信号旗はずいぶん大きいものなんですね。大きなお船に飾るとさほど感じませんが、作業をしている人たちが手にしているのを見ると、小柄な人の背丈ぐらいあるように見えました。
マリタイム・ミュージアムでは「横浜港の船の絵師 萩原富吉展」を見ました。とても細かく船の絵が描いてあって、目を見張るほどなのですが、修行時代の絵というのも飾ってあって、そこにはまだ稚拙さが残っていて、なんだかそれを見てほっとしてしまいました。船会社や船員さんなどの注文を受けて絵を描いていたようで、芸術家というより職人さんのように量産していたようです。下絵なども沢山展示されていて、注文主からの色指定のメモなどもあり、興味深かったです。帆船は、写真などを見て描いていたようです。漫画描きの作業に共通するものを感じてしまいました。
次は、伊勢崎町の有隣堂で行われている、帆船模型展にいきました。いつもながら精巧な作りに感動し、楽しい演出物に感心してしまいます。話題の、オーブリー艦長とマチュリン先生のいるお船も生で見ることが出来ました。荒波に傾く船を乗組員の皆さんが必死で操作しているのに、マチュリン先生は涼しい顔をしてパイプをふかしていらっしゃいました。他にも、和船があったり、船体を輪切りにした模型もあって面白かったです。もちろん作品に触ってはいけないのですが、舵を動かしてみたくてとても手がうずうずしてしまいました。
それにしても、いつもながら、模型展は詳しい方と一緒に行くと何倍も楽しくていいですね。疑問に思ったことにすぐに答えて頂けますし、また他の方の見方や疑問点などを聞いていると、また新しい発見があったりするのです。見学の後は、ファミレスでお食事し、それぞれ楽しいおしゃべりに花が咲きました。次に関内駅近辺のギネスの飲めるお店に行くといっぱいで入れず、歩いていて道に出ている英国国旗をあしらった看板を見つけて入ったお店は、なかなか素敵なところでした。(実際はそこも貸切状態で少し時間をつぶして、空いてから入ったのですが)「QEWEEN-MERRY」というレストランバーで、店内が船のような造りになっています。通された席は照明がかなり暗く、木製の天井は格子板になっていて、まるで下層甲板のメステーブルに座っているようでとてもいい感じでした。暗くてメニューの小さい字が読めないほどでしたが、ここに座る人は字は読めないからいいんだよということに(笑)。途中で戦闘準備にかかったわけではないけれど、壁が取り除けられて、明るくなりました。飲み物の種類もわりと沢山あって、お料理も美味しかったです。「豚の塩漬け肉」が使ってある料理には、皆さん耳がぴくんとなるようで、パスタ料理でしたがテーブルにひとつづつ注文しました。美味しかったです。
日本丸ではじめに集まったのが6人で、途中で合流された方もあり、最後には12人と大勢での楽しいオフ会でした。皆様ありがとうございました。
'07年4月28日(土) 追悼 ロストロポーヴィッチ
チェリストのロストロポーヴィッチ氏が亡くなったそうです。演奏会にも何度かいったし、テレビのドキュメンタリーもいくつか見ていて、好きな演奏家でした。若い頃に、プロコフィエフとも交流があったそうで、その時やってみたいと話していたという変わった形式でのバレエ「ロミオとジュリエット」を見に行ったのが、印象に残っています。舞台の上にオーケストラを乗せ、その後方上段と手前に舞台を作ってダンサーが踊るというものでした。指揮もロストロポーヴィッチ本人が振り、とても個性的な演奏で、面白い舞台でした。素敵な経験をありがとうございました。ご冥福をお祈りします。
'07年4月26日(木) 小さい林檎
先日テレビで「仮面の男」をやっていたので、録画して見ました。以前にも一度テレビで見たことはあり、その時は四銃士のおじさんたちがかっこいいなあという印象だったのですが、どうしてディカプリオも良かったですね。2役の演じわけも、作りやすいキャラクターではあるでしょうが、見ていて楽しかったです。やっぱ、活劇物はいいですな。
もちろん、お馬も沢山出てきて楽しかったです。ダルタニアンや王様はやっぱり白馬なのね、それから馬車のお馬はフリーシアンのようでしたね、黒くて足元がふさふさしている種類のお馬です。
それから、「銃士隊(Musketeers)」って、今まであまり気にしていなかったんですが、マスケット銃のみなさんって意味ですね。銃士をマスケティアーって呼ぶのは聞こえていたけど、以前は、マスケット銃なんて自分のボキャブラリーになかったので(笑)
そして、あらあためて気づいたのが、ヨーロッパの林檎は小さい。舞台はフランスなので(フランス人の皆さんも英語をしゃべっていましたが)林檎もフランスの林檎だと思うのですが、日本で普通に目にする林檎よりは、明らかに小さい種類ですよね。
なんで、それが目に付いたかというと「指輪物語」で、ブリー村を出る時にサムが林檎をポケットにたくさん入れていていたのです。そして、食べかけをしだ家のビルにぶつけて去っていくというシーンはとても印象的だったのです。最初に本を読んだ時は、ただでさえ小さいホビットさんのポケットに林檎が何個も入るってどんなポケットだろうと思ったものでした。後で、ヨーロッパの林檎は日本のより小さいのだと気がつきました。イギリスの林檎もきっと小さいのが普通なんでしょう。今回「仮面の男」をみて、久し振りに「指輪物語」を読み返したくなりました。実は、私の指輪物語のHP「Ride on!」のトップページが、先日4万ヒットを超えました。皆様いつもありがとうございます。本当に全然更新していなくて恐縮です。最近、WOWOWで放送などしている影響もあるのでしょうか。久し振りに映像を見ると、すでに懐かしいという気がする今日この頃です。映画の部分に加筆することはもうないと思うのですが、小説に関しては、中途半端でとまっているところもあるので、また追々更新したいと思っています。皆様広いお心でおつきあいくださいませ。
'07年4月23日(月) 新緑の下で
天気予報は雨でしたが、明け方にはやんで、外の馬場は埃っぽくなくてちょうど良かったです。八重桜や姫りんごは今が満開、濃い目の桃色が綺麗です。すっかり花の終わった桜、辛夷、そしてイチョウやモミジは皆、競うように明るい緑の綺麗な葉をつけていました。曇り空とはいえ、木陰に行くと空気も違ってやはりほっとします。良い季節ですね。
今日も、いつもの栗毛くんですが、乗り手が悪いのか本人の気分が乗らないのか、あんまり駆歩もしたがらないので、のんびりと新緑のお散歩気分で常歩をたっぷりしました。実は、乗り手が前半で体力を使い果たしてしまったせいもあるのですが。乗馬以外にも何か運動して、持久力を養わないといけないなあといつも思ってはいるのですけれども。'07年4月16日(月) 雨降り
せっかくの休みなのに、雨です。今日は室内馬場の中だけで乗りました。天気の良い日は、半分室内、半分屋外で乗ることが多いのですが。
乗馬の後は久し振りにファミレスでお茶をしました。今日は、クラブではいつもお話をするけれど、お茶をするのは始めてのお二人と三人でした。とはいえ、乗馬仲間ですので、やっぱりお話は弾んで楽しいひと時でした。'07年4月12日(木) なごりの桜
乗馬クラブの桜の花は何とか少し残ってくれていました。本当は先週行けたらよかったのだけど。ひらひらとそよ風に散る花びらは、敷き詰められた桜の絨毯というよりは、花吹雪模様を地面に描き出していてまた良かったです。
今日乗ったのは、久し振りのTくん。小さい子です。馬房に連れに行った時、小さいねえこんなに小さかったっけ?と話しかけたら、気を悪くしたのか、噛み付いてきました。失礼、失礼。
そして、それが悪かったのか、ただ単に乗り手が下手くそだったためか、外の馬場で運動しているときも、遠くの馬房にいる馬たちと「ぶひひひ〜」とか言っておしゃべりをしているんですよ。ふざけた馬だ。仕事なんだからまじめにやりたまえ!と言ってみた所で、全然動じないのでした。ともあれ、風は気持ちよく、時々桜の花びらが舞って、とても気持ちのよい乗馬日和でありました。手入れのあとにふと地面に目を向けると、子供の頃に見たような草花がいろいろ咲いていて、ちょっと懐かしい気分にもなりました。いろいろな花が咲く良い季節ですね。
'07年4月8日(日) せいせき桜祭り
京王線の聖蹟桜ヶ丘で、桜祭りが行われました。お友達が、フラメンコで参加するので見に行ってきました。桜の木々は満開を通り過ぎていましたが、ちょうど風が吹くたびに花びらが散ってとてもいい感じでした。駅の周りは大変賑やかで、通行止めをした道路でよさこい踊りの老若男女取り混ぜた団体が踊っていたり、デパートの前の広場でパフォーマンスが行われていたり、手作り品のお店が出ていたり、人出も多すぎず少なすぎず、ちょうどいい感じでした。お友達のステージは2回あったのですが、2回目の方を拝見しました。お寺の敷地内に設けられたステージで、手作りのポスターが貼られていてほほえましい感じでした。フラメンコの前の、和太鼓もまた迫力があって良かったです。
フラメンコは見た目も華やかで良いですね。お友達の衣装は鮮やかなオレンジ色のドレスの脇に、黒いフリルがたっぷりついているのがアクセント。すそを翻して踊るとさらに下に赤いスカートが見えるというとてもすてきな物でした。大勢のアマチュアダンサーの人たちがステージ狭しと踊っているのは、こちらも明るい気持ちになります。子供たちもいて可愛かったです。
お友達は、ソロも踊りました。腕の動きから細かいステップを踏む足元までとても上手で、フラメンコダンサーのオーラが感じられました。後ろにいた観客からは「あれは先生?」という声が聞こえていました。さすが!
演奏もギター2本と歌の生演奏だったのがまた良かったです。最後に先生が真っ赤な衣装で踊ったのも素敵でした。眼福、眼福。そのあと、お花屋さんの奥にあるおしゃれなお店でお食事をしました。旅行の話や、ダンスの話や、ちょっと昔の漫画の話は特に盛り上がりましたね。いつものBBSのメンバーの他にも、初めて会う方たちもいらしたのですが、さすがに共通のお友達がいるし、気の置けない気さくな方たちで話も弾み、とても楽しい時間をすごしました。お誘いありがとうございました。
'07年4月1日(日) チャージ!
「チャージ」と聞くと「突撃」と思ってしまう日本人は、あまり多くないと思います。私は別に、ミリタリーおたくではないのですが、シャープのシリーズをしょっちゅう見たり聞いたりしていると、どうしてもそうなってしまうのでした(笑)
シャープは、日本では「炎の英雄 シャープ」シリーズとして翻訳されている小説で、ナポレオンの頃の時代の英国陸軍のお話です。イギリスではショーン・ビーン主演でドラマ化され、日本でも最近やっとDVDが発売されましたね。先月から、pasmoの定期券を使っています。今日は初めて、定期券の区間から先まで乗って、改札を出る時に精算、という使い方をしました。やっぱり楽でいいですね。ただ、毎日定期で改札を通る度に、残高が表示されるのはどうなんでしょう。毎日同じ数字を見せられるのはね、見なければいいのですが、つい見てしまうしね。まあまあ、そのうち慣れるでしょう。
'07年3月24日(土) 「ピアノの歴史」レクチャーコンサート
横浜のみなとみらい小ホールで毎月一回の8回シリーズで行われています。今回は4回目、フォルテピアノが2台舞台に乗っていました。チェンバロやフォルテピアノは、こまめに調律が必要なようで、2回あった休憩はそれぞれ20分ずつでした。お客さん達が近くで見ていてやりにくくないのかなといつも思ってしまいます。それにしても、フォルテピアノは現代のピアノに比べて小さいですね。現代のピアノが「工業製品」だと初回のレクチャーで言っていたのが分かる気がします。
このコンサートに行った目的が、よく読む小説に出てくる時代の楽器が知りたかったからなので、実物を見られて面白かったです。今回はベートーベン、大体この辺まででいいかなということで、来月からは行かないことにしました。
よく読む小説というのは、もちろん帆船物です。ちょうど行き帰りに、日本丸の優美な姿を眺めることが出来てとてもいい感じなのでした。今日行ったら、冬の間はずしてあった帆がもうついていて、安心してみていられる姿になっていました。索も新調されたのか真っ白なのが何本かありました。今年最初の展帆は4月29日ですね。楽しみです。
'07年3月21日(水) 映画「ハッピーフィート」
ずっと前から楽しみにしていた映画です。面白かったです。音楽がね、クイーンとか懐かしい曲がアレンジして使われてあって、とても楽しいのです。ペンギンは、本当にリアル。旭山動物園でペンギンの背の高さから(しゃがんで)見たペンギンの顔と同じ顔をしていました。もちろん動きは違うのだけどね、それはそれでアニメの醍醐味。物語は、後半が思ったよりシリアスでした。ハッピーエンドではあるのだけれども。
とにかく、ミュージカル仕立ての楽しいお話です。ヒュー・ジャックマンの声もよかったなあ。'07年3月19日(月) 気持ちの問題
今日も、いつもの栗毛くんに乗りました。室内馬場は少し混んでいました。上手な先生も、初心者らしき人もいて、邪魔にならないように運動するのには緊張感がいります。でも、こっちが少しまじめに乗っているおかげでお馬も、ちゃんと運動しなければという気になってくれたのか、するすると動いてくれました。やっぱり、物事まじめにやらないといけませんね。
'07年3月15日(木) 辛夷が満開
乗馬クラブの大きな辛夷の木が満開でした。雪柳もきらびやかにいっぱいの花をつけ、桜のソメイヨシノではない白い小ぶりの花をつける木も5部咲きで華やか。ボケの花だけが、真っ赤な花で目立っていました。去年はふきのとうを摘んで食べたのだけど、今日見たらもう育ちすぎでした。残念。
今日はいつもの栗毛くん。ぽこぽこ乗るだけでは、馬のためにも良くないなあと思いつつ、やっぱりぽこぽこで終わりました。まあ、それでも一鞍。
'07年3月13日(金) 樫本大進無伴奏リサイタル・トリオ
9日は楽しみにしていた、大進君の無伴奏リサイタル、とてもよかったです。特にプログラム最後のバルトークが圧巻でした。
13日はトリオ。バイオリン、ビオラ、チェロのトリオって、もしかしたら聴きに行ったのは初めてかもしれません。室内楽はいいですね。ただ、一階の後ろのほうの席だったので、ちょっと音が遠い感じはしました。やっぱり2回のほうがいいね。
トリオなのに、大進君のバイオリンの音ばかり聴いていたのは内緒です(笑)大進君の楽器は、以前のストラディバリウスのジュピターから、ガルネリに変わっているんですね。やはりストラドがやわらかい音だったのにたいして、ガルネリのほうが力強いシャープな感じがします。音の違いは皆さん感じているようで、帰り道で、楽器が変わったのねと話している人がいました。
'07年3月7日(水) 映画「蒼き狼」
モンゴルの映像が見たくて行きました。チンギス・ハーンは、あまり良く知らないんだけど、この映画では、英雄も人の子、というか、うーん、こんなふうに描いてほしくなかったわという人物でした。悩める部分ばかり強調されて、カリスマ的なところが弱かったような。これは演技というより、脚本もしくは原作がこう描きたかったんでしょうね。
とはいえ、モンゴルの風景は大画面で堪能できて良かったです。そして、現地のお馬が使ってあるところも良かったです。いくら日本人の体格が良くなったとはいえ、日本の時代劇みたいに衣装と馬の大きさのバランスの悪さにはいつも辟易しているので。馬事公苑で見た流鏑馬は木曽馬が一番かっこよかったことを考えるとなおさら。
モンゴルに行った時にそうだったように、モンゴルのお馬は手綱を持たれていないときは、しきりに首を上下に振るんですよね。そうそう、こんな感じだったわと懐かしく見ていました。そして中国旅行に行った時に登った(まさに山の稜線にあるので)万里の長城、あの上から遥かに広がる荒涼とした大地を長めながら、こんな所にこんな巨大な防壁を築くとは、向こうからは一体どんな敵が攻めてきたんだろうと思ったものです。なるほど、あの大群に攻めてこられたら恐ろしかっただろうという、絵解きを見せてもらいました。さらに、どのように攻め破ったのかも見られたら面白かったんですが、物語はそこに行き着くまででした。
'07年3月5日(月) 強風注意
また一月ぶりになってしまった乗馬は、初めて乗る女の子。サラブレッドではない、コロンとした体格の、栗毛で可愛いお馬でした。コッブというのはこういうのかしら。背中の高さはサラくらいなんだけど、お腹は太いのでずっと下のほうです。腹帯託革(腹帯とつなぐ鞍のベルト状の革)は使ったことのない下のほうの穴を使いました。足もがっしりと太く、蹄も大きいのです。ちょうど、ばんえい競馬のお馬を小さくしたような体格でした。
大人しいんだけど、女の子らしく、他の馬を嫌がるところがあって、手入れ場まで引いてくるときもちょっとばたつきました。おまけに今日はとても風が強くガタガタビュービュー音がするので気になるし、というより乗り手がはじめての馬で緊張しているから、余計落ち着かないのですね。歩様は軽いので、慣れれば乗りやすいのかもしれませんが、今日は少しだけ運動して終わりにしました。三本の足が、軽い蹄叉腐乱になっているので、乗った後薬をつけましたが、痛そうにはしていないのでよかったです。今度は、風のない日にお付き合いいただこうと思います。
'07年3月3日(土) お雛様の右、左
今日は、職場と家とでケーキを二つも食べてしまいました。お昼は、コンビニのですがちらし寿司(笑)桜餅は、六日の菖蒲じゃないけど、四日に頂くことにいたしましょう。
さて、雛人形の男雛、女雛の右左、いつもどっちがどっちだったか考えると分からなくなってしまいます。先日も、家族やら友達やらと話題になり、関東と関西で違うとか、皆記憶があいまいなので、ちょっとネットで調べてみました。
古来、中国そして日本では、左が高位なので男雛の右手に女雛だったそうです。つまり、向かって右が男雛、左が女雛。大臣も左大臣が上位なんですね。もちろん、昔のことですから、男性が上位、女性が下位なわけです。
ところが、昭和天皇が即位の時に西洋式にあわせて、天皇さんが向かって左、皇后さんが右に並んだのにあわせて、お雛様も同じように飾るようになったそうです。しかし、京都など古式を重んじるところでは、昔ながらの並べ方にすることが多く、それで「関東と関西では並べ方が違う」という記憶になってしまったのですね。現在ではどちらもあり、ということだそうです。
そういえば、映画「マリー・アントワネット」でも、お食事シーンは、ルイ16世が向かって左、マリーさんが右でしたわ。日本や中国の古い絵画を思い浮かべてみるのですが、根本的に夫婦が並んで描かれるということがあまりないようなイメージがあります。ただ、浮世絵やもっと古い絵画でも逢瀬のような構図では確かに男性右女性左が多いかも。歌舞伎でも、熊谷と相模など、立役または上位者が向かって右、女形が左が基本ですね。落語でも、お客さんから向かって右から左に話す人が家主さんなどの上位者、左から右に話すのが熊さん八つぁんなどの目下の人と決まっているそうです。なるほど、そういわれてみると、現代のお雛様は日本の伝統から見ると逆なのね。
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