8月の地域紹介
1.「コープかながわ」減災イベントに参加
取材:災ボラ委員 佐々木安恵
7月26日(木)」保土ケ谷公会堂で開催された「コープかながわ」保土ヶ谷エリア会」に区災ボラも「減災」をテーマに参加しました。会場の壁面には
ボランティアバスで被災地を訪れた時の写真、防災新聞の展示、「我が家の減災対策」等のパネルを披露しました。
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会場風景
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ボラバス展示パネル
100円ショップで買える防災グッズをテーブルいっぱいに展示し、啓発活動をしました。 当日は子ども向けのイベントということで「紙ぶるる」を選び、とても人気でした。「紙ぶるる」は紙細工の二階建ての家の構造の模型です。1階、2階 に筋交いを補うことで「揺れ」に対して強くなることを見て、知ってもらうという体験型工作モデルです。作り方を説明すると進んで作りたいという親子が数組ありました。 子どもを背負いながら夢中になって紙細工を作りあげた親子もいました。
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100円ショップで買える防災グッズ
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子どもを背負いながら工作する親子
学童保育の子どもたちが指導員の引率でおよそ70人。作り方を隣同士で教えあったり、災ボラ会員も根気よく指導してくれました。 学童の中には夏休みの自由研究にするという子どももいました。
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作り方を隣同士で教えあったり
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出来上がりをうれしそうに見せる子ども
地震はひとの知恵や力では防ぐことはできません。災いを最小限にくい止める知恵や備えはひとでもできます。その知恵や備えを日常的に行うのが減災行動 として災ボラのモットーにしています。
「減災」は日々、忘れてはならないこと。子どもの頃から「減災」という言葉を知って、毎日の生活の中で気をつけながら暮らしていく習慣を持ってほしいと思いながら、 この日参加しました。
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震災食を試食する子供たち>
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学童からお礼のあいさつを受け感激
2.「6地区合同防災訓練」
取材:災ボラ 佐々木 安恵委員
7月14日(土)児童遊園地で、6地区合同防災訓練が実施されました。JR保土ケ谷駅から国道1号沿いに狩場、権太坂までの6地区連合自治会の家庭防災員が、 災害時に連携するための「顔の見える関係つくり」と防災訓練、技術向上のために毎年実施している訓練です。今年は、薪による炊き出し、ロープ結索、 ブルーシートによるテント張りをプログラムとして14時から19時までの長時間におよぶものでした。
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釜戸設置
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ロープ結索訓練
炊き出し釜戸を設置。55kgの炊飯と70箱分のカレーを作りました。人数で言えば、およそ500人を対象としています。材料を刻みながら、6つのポリ袋にわけて、 6釜分の材料を用意しました。量が多くても、事前にわけているのでひと釜分が、ほぼ同量になります。かげでは災害ボランティアネットワーク事務局の長谷川さんが、 2時間もの間、黙々と薪割り作業を続けてくれたので「たいへん助かった」と家庭防災員の声が多くありました。
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テント張り置
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薪割り作業
当日の作業説明は開会時の5分ほど。あとの作業は掲示された「タイムテーブル」を参考に各担当が協力しながら自主的にすすめていました。なお、開会時に「横浜市歌」 と「わがまち保土ケ谷」を皆で歌うことも恒例となっています。