1.保土ケ谷区講師派遣事業「法泉境木自治会」
平成29年1月28日(土)、災害ボランティアネットワーク(以下、災ボラ)鈴木代表が防災講演を行いました。会場はJR横須賀線沿いの相鉄バス停留所「法泉町」近くにある築50年ほどという木造平屋の「法泉境木自治会館」。線路沿いに細長く広がる戸建住宅の多い自治会です。パワーポイントの画像を使い、防災・減災を目指す「自治会の取り組み例」「家具の転倒防止例」「戸建自治会が持つ課題」他1時間ほどの講演が終わると、くぬぎ台団地自治会が取り組んでいる「災害・事故連絡カード」PDFへについて質問が集中しました。
・情報はどのように集めているの?
・カード作成について地域の理解はどのように得ているの?
・参考にしたいのでカードをほしい。他。
後日、鈴木代表は、カード紙面などを区役所経由で法泉境木自治会長に届けました。
情報の公開・啓発、共有が保土ケ谷区の防災・減災活動に役立ち、広まっていくことは災ボラの目指す活動の一つでもあります。
講演風景
災害・事故用連絡カード
2.横浜災害ボランティアネットワーク主催「図上訓練」
平成29年2月5日(日)、健康福祉総合センター8階大会議室ABで行われた「図上訓練」に災害ボランティアネットワーク(以下、災ボラ)の川名副代表と佐々木副代表が参加しました。横浜市18区の各災害ボランティアネットワーク運営委員が、災害時に情報となる書き込みを入れた地図を持ち寄り、グループごとに隣接する区の地図を張り合わせて、DIG訓練を行いました。保土ケ谷区は瀬谷・泉・旭とともに災害時に連携を持つことを前提としたCグループです。つないだ4枚の地図を見ながら、災害時に他区へ移動する動線の確認、センター立ち上げ時に不足しているコーディネーターを派遣できるかなどについて話しあいました。「ボランティアセンターを立ち上げて、ニーズが届いたら、より正確な情報を聞き取り、的確なマッチングをすることがたいせつ」ということが4区の共通の意見でした。
4区を張り合わせた地図
訓練風景
3.瀬谷区災ボラセンター開設訓練
平成29年1月28日(土)、瀬谷区せやまる・ふれあい館にて開催された瀬谷区災害ボランティアネットワーク(以下、災ボラ)主催・災害ボランティアセンター開設訓練に、川名副代表、飯島監事2名が参加しました。災害が起きた時を想定しボランティアの受け入れを実際に行う訓練です。今回は地元の中学生、高校生を主体とした訓練でした。被災者からの依頼の電話を使い受け付けするという訓練では、中学生高校生達は指導者の説明を受け、依頼内容を確実に聴き取る為に2名1組で行っていました。別のブースではボランティアの受け入れから派遣送り出しまでを実際に行っていました。ボランティアさんを受付し、注意事項を説明。依頼者からのニーズとボランティアさんをマッチングし、送り出しを行っていました。お昼には災害用炊飯袋で炊いたご飯とレトルトカレーをご馳走になってきました。隣の高校生に「これ知っている?」と、聞いてみると「いいえ?」との返答が、災害用炊飯袋を説明すると皆驚いていました。瀬谷区災ボラのみなさんは、とても手順よく指導されていました。今回は多くの中学生高校生が参加していましたが実際の災害でも平日昼間災害が起こった場合、主となる20代から50代の人間の殆んどは仕事で地元にいない状況が生まれると思います。そんな時彼らのような中学生高校生が地元では大きな力になるのではないかと思いました。とても活気のある頼もしい訓練でした。