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藤木日記'99年9月分
これは、1999年9月1日から9月30日までの分です。 参考までに、マークをつけてみました。馬の話題:、音楽の話題:古典芸能・文学の話題:
- 99年9月30日(木) 〆切り
- 実は今日が〆切りなのに、やっぱりできていない。同人誌の漫画である。無謀な事をしているとはわかっているけど、この遊びはやめられないらしい(笑)仕上げ段階になると、BGMはクラシック音楽から、突如落語に変わる。笑いながらででもないと、一人で修羅場を乗り切る事のできない私であった(泣笑)
- 99年9月29日(水) 乾き目
- 寝不足である。朝、通勤電車の中で、コンタクトがぽろりと落ちてしまった。座っていて良かった(*_*;)目薬は、嫌いだけど、さすがにコンタクト用のを使っています。(効果が本当にあるのかは不明)
- 99年9月28日(火) 消しゴム
- 消しゴムが無くなったので、新しいのを買った、「消しかすが集まるタイプ」というやつ。なんだか凄く堅くて、消しにくいよ。やっぱり、「軽く消せるタイプ」が好きです。非力な私であった(笑)
- 99年9月27日(月) りんご
- 乗馬クラブに新しい練習馬が来ていました。栗毛の4歳。今日乗った馬のおすそ分けでリンゴをあげたら、食べない!?たまにこんな子がいます。今まで、貰ったことが無いんでしょうか?それにしたって、口に近づけられたら、においをかいでみるとか、ちょっとなめてみるとか、してみたらいいのに…と、思うんだけど、好奇心という物を忘れてしまったのでしょうか?それとも、生まれつき無いのかな、この子には(笑)
- 99年9月26日(日) ショック
- 楽しみにしていた、東京国際馬術のビデオ録画を失敗してしまった。予約を間違えたらしい。ショックのあまり、呆然としてしまったのであった(;_;)
- 99年9月25日(土) 月影
- また月の話で恐縮です(笑)今日は昼間も晴天でしたが、夜も同じで、ほぼ満月に近い月が、それは美しく見えました。あんなクリアで明るい月は、久しぶりです。夜空が青みを帯びて見えるほどでした。嬉しくなって、バスに乗らずに歩いて帰りました。
この明るさなら、月でできる自分の影が見えるはずだと、街灯のくらい裏の道を歩いてみたのですが、やはり明るすぎて、月影が見えたのはのは、ほんの短い間だけでした。それでも、街灯の光の届かない空間、つまり電灯の無いところに、驚くほどくっきりと、自分の影が見えるのは、私としてはとても嬉しいわけです。どうせなら、公園あたりに寄り道して、自分の月影と戯れていれば良いのですが、さすがに仕事の帰りにその元気はありませんでしたね。(笑)
平安の頃には、月の光が明るすぎて、顔がよく見えすぎて恥ずかしいわ、なんて歌を読んだ人がいたような気がしますが、それはあまりに、大げさすぎるとしても、月の光の明るさを味わう気持ちの余裕を忘れないでいたいものです。
- 99年9月24日(金) 台風
- 地震の次は、大型台風、今年は災害が多いです。被災地の方々、お見舞い申し上げます。
今回の台風では、また安藝の宮島、厳島神社に大きな被害が出たそうです。8年くらい前の時もすごい壊れ形で、まだ記憶に新しいですが、今年も、あの年と気象が似ているそうです。「ラニーニャ(女の子)」でしたっけ?(「エルニーニョ(男の子)」がキリストなら、こちらはどなた?)
平家に縁の深い、厳島神社ですから、「平家物語」大好きの私としては、とても心が痛みます。
- 99年9月23日(木) おはぎ
- お彼岸なので、おはぎを食べたくなったけど、作るなんて事はしない私。ところで、秋は「おはぎ(萩)」春は「ぼたもち(牡丹餅)」なんですか?やっぱり。大きさで、名前が変わるって言う人もいるけど…?
- 99年9月22日(水) 大地震
- 台湾で大地震がありました。お見舞い申し上げます。台湾には何人か知り合いがいるはずなんだけど、最近連絡をしていないので、連絡先がわからない。無事でいるといいのだけど…
- 99年9月21日(火) ミッフィーちゃん
- 私は、ミッフィーちゃんは大好きです。ディック・ブルーナの絵は可愛くて、みんな好き。でも、キティーちゃんは大嫌いです。同じ、正面顔の無表情なのに、なんでこんなに違うのかと思うけど、きっばり、好きと嫌いが分かれています。そう言えば似ている物にサザンオールスターズとチューブがある、サザンは好きです、職場の有線でかかったりすると、嬉しくなるけど、チューブは大嫌い。どちらも、夏が似合ってちょっとスケベっぽいあたり、似ているようで、私の中では両極端に違うのでした。人間の感覚って面白いですね(笑)
- 99年9月20日(月) 蝿
- この季節、蝿が多い。それも「刺し蝿(本名は知らない)」だから始末が悪い。人はあまり刺さないんだけど、馬を刺す。かなり痛いらしい。手入れ場にも、馬房にも、もちろん通路にもいるわけで、馬は気にして、歩きながら後ろ足で追ったりする。器用である(笑)もちろん尻尾は、休む暇もない。
草を食べに行くところには、これまた蝿がたくさんいて、殺虫剤を虫よけがわりに馬体にかけ、さらに周りでシューシューやりながら、食べさせる。馬は食べることに夢中だけど、蝿のことも忘れない。尻尾の届かないところに蝿がとまると、なんと皮膚をピクピクッと動かして、刺されないようにするのである。人間にはこの技はできない。動物の体はそれぞれのニーズに合わせて、良くできている物だなと、毎度の事ながら感心する私であった。
- 99年9月19日(日) 月
- 今夜の月はきれいでした。空の色は墨色で、ぼんやりとかすんだ半月より少し膨らんだ月。この頃、部屋の窓から月が見えないので淋しいです。
またまたテレビ情報☆9月26日(日)NHK教育3:00〜4:00PM ’99東京国際馬術「大障害飛越」をやります。日本のテレビでは、滅多にやらない馬術ですから、この機会にぜひ見てみてください。場事公苑の室内馬場でオリンピックや外国の競技会ほど派手ではないですが、日本語でルールとかの解説もあるので、わかりやすいと思います。海外のトップレベルの選手が招待されていて、主催者に用意された日本の馬に乗って競技をします。
- 99年9月18日(土) 衝動買い
- 昨日書いたそばから、また衝動買いをしてしまった☆カラヤンのモーツァルト交響曲40、41のCDである。1000円の値段も大きいが、店に入ったとたん、ぱっと目が合う位置に置いてあったのが、一番の敗因である。実は、クラシック好きには珍しく(?)私はモーツァルトが苦手である。だから、「1000円ならいい」というのがあって、あとの半分は、ジャケットの写真で決めてしまったのであった(笑)
- 99年9月17日(金) 無計画
- だいたいにおいて、やることが無計画である。買い物も衝動買いが多い。今回も急に旅行をする事を決めてしまって、職場のボスに頼んで、できる限り早い日程で休みを貰った。一ヶ月を切っているので、格安チケットも予定より、1万円も高くついてしまった(;_;)どうせ、行った先でも、無計画にだらだらと時間をつぶしてしまうのに違いない。でも、旅行はその方が楽しいから、良しとしよう(笑)
- 99年9月16日(木) 馬肥ゆる秋
- 今日は、急に涼しくなって、びっくりです。このまま、暑さも終わってくれるといいのだけれど…
今日乗った馬は、夏に弱くて、夏バテでやせていたのが、今日見たら少しふっくらしてきていました。心なしか、毛づやも良くなったみたいで、嬉しいです。9月になって、朝晩だけでも少し、涼しくなってきたせいでしょうか。ただし、夏を乗り切った疲れが、秋に出るのは、馬も人も同じで、油断できません。かく言う私も、今日の思わぬ涼しさで、風をひきそう…ハクシュン(笑)
- 99年9月15日(水) 敬老の日
- 今日は「敬老の日」だそうです。あるクッキーやさんに「Grand Parents Day」って書いてあったけど、そういう日だったんですか?私の辞書には「Respect-for-the-Aged-Day」とありました(笑)
- 99年9月14日(火) 黒澤明
- デパートで「黒澤明の世界展」を見ました。凄く好きなわけではないんですけど。偉大な人すぎて、範疇に入らないというか(笑)私自身、映画好きというほどでも無いので。「羅生門」「七人の侍」あたりがやっぱり好きかな…「乱」「影武者」なども見ていますが。
展示物は、ポスター、台本、自筆の創作メモ、写真、衣装、トロフィー、etc.…ここまでは、だいたい予想通りだったんだけど、驚いたのは、絵コンテ。というか、イメージ画なんでしょうか彩色のイラストで、凄い迫力のある絵でした。画家としても、十分通用する作品ばかり、こんなに絵の上手な方とは存じ上げませんでした。感動して、絵はがきをたくさん買ってしまいました(笑)特に、馬の出てくる作品のは、躍動感があって、良かったのだ☆ところで、ふと思ったんだけど、黒澤明のカリスマ性って、ベジャールみたいじゃない?三船俊郎を得て、すばらしい作品を数々世に出したあたり、ジョルジュ・ドンとダブって見えるのは…きっと私だけね(笑)
- 99年9月13日(月) 「美しいお肌」
- 職場では化粧品も売っている私。「美しいお肌のためには、夜10時から2時までの睡眠が大切」とは、本にも書いてあるし、私自身お客さんにもそう言っているが、私には無理である。何しろ、仕事が終わって、家にたどり着くのが10時半だもん、ベッドに入る頃はすでに手遅れなのであった(笑)
- 99年9月12日(日) 汚い音
- テレビで胡弓奏者 楊興新(やん・しんしん)のインタビューを見ました。音楽家でもその他の芸術家や、何かを作ったり、書いたりする人でも、お話をきくのって面白いです。
楊興新は(私には懐かしい、中国なまりの日本語で…語頭の濁点が苦手なので、「独特」が「得々」と聞こえるとか…)、日本の崩した音ということを言っていたのが印象的でした。たとえば、尺八のかすれた音、津軽三味線の音とか、楽器の奏法からすると、「汚い音」でなぜこんな音を出すのだろうと、はじめは驚いたそうです。それが、だんだん「やみつき」になってその技法を取り入れるようになったんですって。日本人としては当たり前のことが、外国(の文化で育った)人には、不思議なことって、こんな所にもあるんですね。それにしても、胡弓の音色っていいですね〜。
- 99年9月11日(土)
- 今日は休みで、ほぼ一日家の中にいた。音楽のビデオを見るのに、近所迷惑だから、それに外の道路の音もうるさいので、窓を締め切っていた。冷房の無い世界は暑いけど、寒いよりずっといい。暑いのには、順応性の良い私であった(笑)
- 99年9月10日(金) ふつう
- 「ふつう」とか「常識」なんていう言葉は、言葉だけで実体は無い物である。(あの人にとって普通の事が、この人には非常識だったりして…)でも、あるような幻想が捨てきれない私は、この頃、ストレスが多い。社会人は辛い。いっそ非社会的な人間になってしまえたらと思うけど、けっこう、すでに他人からはそう思われていたりして…怖いかも。
- 99年9月9日(木) エリザベス
- 久々に映画館で映画を見た。「エリザベス」そうあの、エリザベス1世の物語。歴史に詳しく無いので、お話についていくのは大変でしたが、衣装とかお城とか、見ていて楽しかったです。彼女はヘンリー8世の子供なわけですが、どんな王様なのか知らない私は、新しい奥さんが欲しいために、不倫をでっち上げて今の奥さんを死刑にしたりして、結局6回も結婚した事しか印象に無いから、そのお父さんの娘だということが、どれほどの誇りで、女王としてやっていく力になるのか…う〜んそのあたりは、難しかったですわ。とにかく、彼女が名君だったことは確かですよね。
- 99年9月8日(水) 重陽
- 明日9月9日は「重陽」(陽の数〈奇数〉である九が重なるから)。「菊の節句」ですね、太陽暦だとまだまだ暑くて菊と言ってもピンときませんが…
またテレビ情報☆9月12日(日)NHK教育10:00PMからの「芸術劇場」のはじめの30分ぐらいで、8月11日の日記に書いた、胡弓奏者 楊興新(やん・しんしん)のインタビューがあります。そのあとはジェリー・ハドレー&トーマス・ハンプソンのデュオリサイタル。私の大好きな「ドン・カルロ」などの曲をやるらしい。これも大変楽しみです。
- 99年9月7日(火) 筋肉痛
- 昨日は、二週間ぶりの乗馬で、凄くへたくそだった。手綱と脚のバランスが悪くて、腕ばかりが馬とひっぱりっこになってしまった。「これではまずい」と思っても、はまってしまうと、抜け出せない。もちろん馬との力比べに勝てるはずもなく、馬の方も、さぞや乗られにくかっただろうと思う、ごめんね。おかげで、今日は、腕と肩がひどい筋肉痛である。体全体も少し熱っぽいほどである。ううう…
- 99年9月6日(月) 草
- 9月になって、だいぶ涼しくなったとはいえ、運動すると、馬も人も汗だくである。馬の体を、お湯で流して、乾くまでの間おやつの草を食べに行った。
食べることは、何よりの楽しみだから、草地に着くと、わきめも振らずに食べはじめる。馬の口は器用である。たいていは、美味しいところを、ちぎって食べる。もりもり、モリモリ…でも時々、土の軟らかい所は、草が抜けてしまって、土の付いた根っこが、付いてくることがある。しかし、その根っこは、口に入っていかないない。ぺっと口から放すわけでもなく、食べるのは決して止めないのに、その根っこは、口の端っこにあるまま。見えているわけでも無いのに、不思議。どうなってるんだろう(笑)
- 99年9月5日(日) 黒馬物語
- テレビで「黒馬物語 ブラック・ビューティー」を見た。主人公の黒馬のモノローグで話が進む。生まれたときから始まって、馬車馬として、いろいろな人の所で働かされ、良い人や、悪い人がいて、最後には安心できる所に、落ち着けて良かったんだけど、やっぱりかわいそうなお話です。泣いてしまうようなのではなく、見ているのが辛い…という感じ。苦労話しでなければ、おなはしにならないんだろうけど、動物モノの映画って、なんでこうかわいそうなのが多いんでしょう。
それにしても、きれいな黒馬でした。そして、どんな調教をするんだろう、みんな演技派の馬達でした。あとで「馬と映画」のページにも入れますね。
- 99年9月4日(土) チョン・キョン=ファ
- 近々買うつもりでいたチョン・キョン=ファ〈バイオリニスト〉(大好きな指揮者チョン・ミュンフンのお姉さんだよ!!)の最新CDの輸入盤を発見!!思わず買ってしまいました☆うふふ、得した気分。
今回、ほんとに小品名曲集で、ユモレスク、タイスの瞑想曲、美しきロスマリン、ツィゴイネルワイゼンetc.すごいでしょ☆彼女の場合、張りつめた緊張感がある演奏で、好きですね。背筋の伸びた、芯の強さと美意識が、韓国女性っぽいイメージ(私の持っている、ですけど)。韓国の女の子って、可愛くて大好き☆彼女は女の子じゃないけどね(笑)
とにかく私にとっては、どの曲も今までとは違う、うわ〜こんな表現があるのか〜と思う新鮮な印象でした☆
- 99年9月3日(金) 頭痛
- 今日は朝から頭痛がひどくて、鎮痛剤もたいして効果が無いほどだった。まるで、二日酔いのような痛さ、もしかして、ゆうべお酒を・飲・ま・な・か・っ・た・からかしら(笑)すっかり、キッチン・ドランカーならぬ、マイルーム・ドランカーの私であった。いや、実は弱いんですけどね。ワインが無い生活はもうできないなー、という程度です(笑)
- 99年9月2日(木) 桂枝雀
- 朝日新聞夕刊の惜別の欄に桂枝雀の名前があった。亡くなったのは、4月19日だけど、8月にお別れ会があったらしい。あの枝雀さんがもういないなんて、未だに嘘みたいである。(本当はどこかに隠れているんじゃないかなぁ)生で噺を聞いたのは、一度きり。テープはしょっちゅう聞いているから、あまり状況は変わらないんだけど…だからなおさら、嘘みたいである。
あの話しながら自分で笑ってしまうあたりの個性、英語で話しても大阪弁だったり(笑)、テンションの高さも、大好きでした。でも、きっと泣くより、笑った方が枝雀さんのためのような気がするので、またテープを聞いて笑う事にします。なん百回聞いても、同じところで笑ってしまう、名人芸を…
- 99年9月1日(水) 筆無精
- この頃、ものすごい筆無精な人間になってしまっています。郵便もEメールもです。こんなんでは友だち無くしてしまう〜と思いつつ、こういう、いたずら書きと違って、気合いが入らないと、なかなか書けない私でした。お便り下さる皆様、ありがとうございます。こんな私を見捨てないでね。皆様のお便り、藤木はとっても喜んでます。お返事必ずしますので、気長に待っていて下さいね☆
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このページの背景は「Queen's FREE World 」から頂きました。